ボルドーの伝統的品種のプチ・ヴェルド。濃い色調と凝縮したタンニンを持つこの品種は、特性の良さを認められながらもその栽培の気難しさから栽培面積も少なくアッサンブラージュに少量使用されるだけでした。しかし、マルゴー村の6キロ南にあるマコー村でプチ・ヴェルド100%でワインを造っている人がいる。Ch.ムット・ブランの現当主パトリス・ボルトリです。
4代続くこのシャトーを1999年に引き継いだ彼は、シャトーの品質を飛躍的に向上させ、いまや毎年のようにアシェット、ゴ・ミヨー、デュセール・ジェルベといったガイドに掲載されるメドックの大注目シャトーへと変貌させた天才ヴィニュロンなのです。事実、Ch.ムット・ブランはゴー・ミヨーではベイシュヴェル、ボイド・カントナックより高い評価を、ディッサン、グラン・ピュイ・ラコスト、フリエール、ポタンサックといったシャトーと同等の評価を受けています。
栽培面積4ha弱、年間総生産量2万本というCh.ムット・ブランはブルゴーニュのドメーヌのように葡萄栽培から醸造に至るまで、全ての作業が手作業で行なわれる正真正銘のブティック・ワイナリーなのです。そして、メドック1級とスーパー・セカンドのほぼ全てのコンサルタントを手掛ける幻の醸造家エリック・ポワスノのコンサルタントを受けているのも見逃せません。
Moisinモワザンと命名されたプチ・ヴェルド100%のこのキュヴェは、この品種の可能性と真価を示す驚愕のワインとして、数年前からフランスのワイン・マニアを席巻しているこのシャトーの看板キュヴェなのです。
ワインに携わる者として、プチ・ヴェルドの真髄を知るためにも絶対飲んでおかなければならないワインです。
(上記、インポーターのリリースシートより転載)