アルマニャックの中でも最高級ランクに位置づけられるバ・ザルマニャックBas
Armagnacには,知る人ぞ知る有数の土壌が存在する。
その地は“サーブル・フォーヴ” Sables
Fauvesと呼ばれる限られた面積の非常に稀有なテロワール。そこでワインを手がける造り手はたった2軒のみという事実はほとんど知られていない。
しかもシャトー・ラバルはその地で初めてワインのためのブドウ栽培を行った先駆者である。
日本では早飲みのリーズナブルなワインとして南西IGPワインのイメージが定着しているが,ラバルの手がけるワインはハイコストパフォーマンスの類を見ない味わい。
AOPテュルサン
1958年にVDQS(優良品質限定ワイン)として認められ,2011年にAOCに昇格。
アドゥール川の南,AOPマディランに近い,ランド県の広大な森に囲まれた気候の特性を享受したテロワール。マディランとはまた異なる良質ワインを生産している。粘土石灰と珪質粘土の丘に広がるブドウ園ドメーヌ・カザレで共同栽培したブドウをシャトー・ラバルの醸造所で仕込む。ラバルはAOPテュルサンで実験的に二酸化硫黄不使用のヴァン・ナチュールの限定数生産している。
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