Wine List 【 F-548 】

あくまでも自然のなすがままに任せてできた
甘口の赤ワイン




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ラ・グランド・コリーヌ(大岡弘武)
エス・シー “カニキュール”
ヴァン・ド・ターブル 赤

La Grande Colline
Sc "Canicule"
Vin de Table

産地 : フランス、ヴィーノ・ダ・タヴォーラVdt
畑の場所はSt Perayの南約20km、北ローヌと南ローヌの間のあたりです。
生産者 : 大岡弘武
品種 : シラー80%、カベルネソーヴィニォン20%
アルコール度 : 14%以上
栽培・醸造 : ビオデナミ(コラージュやフィルターもなし)天然酵母による発酵。SO2は、発酵・瓶詰めの際も無添加
容量 : 375ml
2003年のワインとして届きましたが、ヴィーノ・ダ・タヴォーラ規格ということで、ラヴェルにヴィンテージの記載はありません
甘口のハーフボトル。(2003年のみのスペシャルワインです)
キャップシールではなく蝋で封印してあります。

2003年の記録的な“猛暑”(=カニキュール)に出来た、特別なワインです。発酵中のSc(シラー80%、カベルネ20%)3樽半のうち、1樽(228リットル)の発酵が、途中で止まってしまいました。普通の生産者だと、他の樽とブレンドして発酵を継続させるところですが、自然のままに発酵を終了させ、そのまま熟成させました。アルコールは14度を越えていますが、残糖が60g/lあったので、甘口ワインとして瓶詰めしています。

 
 
ラベルの“Sc”の文字ですが、何を隠そう大岡氏の友人でもあるインポーターの社員、浅野英子(書道?段)さんとおっしゃる方が、約400本のラベルを、現地で手書きしたのだそうです。(コピーではありません) また、瓶詰めも手伝ったということで「量の少ない瓶があったらごめんなさ〜い(笑)」だそうです。
 
ボルドー大学で醸造学を学んだ日本人醸造家が、ローヌの自然派で知る人ぞ知る、コルナスのティエリー・アルマン氏とタッグを組み、次世代のフランスワインとも思えるすばらしいヴァン ド ターブルを造りました。
ファースト ヴィンテージである2001年は日本へは未出荷のため、実質2002が日本デビューで、この2003が2度目のお披露目となりました。
 
*保管温度ににはお気をつけ下さい。残糖がありますので、温度が上がると再発酵が始まります。来年、暑くなるまでには必ず消費していただくようにお願いします。

 

大岡弘武氏プロフィール〜
1974年 東京生まれ
1997年 明治大学理工学部工業化学科卒業後、渡仏。
      ボルドー大学第2大学・醸造学部で2年学ぶ。
      その後、BTS Viticulture-Oenologie(醸造栽培上級技術者)の
      国家資格を取得後、ドメーヌ ジャン ルイ グリッパ(ギガル社
      傘下)で栽培責任者として働く。
2003年 1月からティエリー・アルマンにて栽培長として栽培・醸造に従事
      しつつ、自分の畑でも働く。

 
アルマン氏の畑で(左)、 アルマン氏と(右)
イメージはインポーターのリリースシートより借用

「自分でワインを作るようになって考え方も変わってきました。ボルドー大学の研究室では、欠点のあるワインは、たとえば香りにそれが出ているだけでハネてしまう。しかし、現実的には欠点があっても美味しいワインはいくらでもあるんです。ワインの欠点とは、極端な香りや味になり、ワインの個性を隠す要素です。しかし、完璧に清潔で欠点のないワインというものが美味しいワインというわけではない。欠点のないワインを造るために行う様々な方法が行き過ぎてしまうと、どこで作ったのかがわからない個性の乏しいものになってしまう。そういうことも、むしろワインの欠点ではないかと考えるようになりました。」
( Invitation No.10 2003年12月号 P116 より抜粋 )


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