WineList 【 F-6003 】

アクセル・プリュフールさん、彼は言う
「いま思えば、学校で学んだことはどれも、してはいけないことばかりだった」と。



ビオデナミ

価格はイメージをクリック
してワインリストで

レタン ド セリス、
レ フーラール ルージュ
ヴァン・ド・ターブル

Le Temps de Serise
2003 Les Foulards Rouges
Vin de Table


産地 : フランス、ラングドック・ルーション地方、ヴァン・ド・ターブル
生産者 : アクセル・プリュフール 
ブドウ品種 : 2/3グルナッシュ、1/3メルロー
平均樹齢  : 20 年
収穫 : 手摘み。ぶどうの温度が上がるのを避けるため、早朝に収穫。未熟なぶどうや腐敗果を厳格に取り除く。マセラシオン・カルボニック(MC)させるため、ぶどうが潰れないように15kg入りの小さなプラスティックケースで運搬。
単位収穫量 : 2003年は僅か20hl/haしか収穫できなかった。平年なら35〜40hl/haくらい。
畑の面積  : 5.5ha
醸造・醗酵 : ぶどうの房丸ごとを発酵前に、8℃低温倉庫で3、4日間貯蔵する「マセラシオン・プレ・フェルマンタシオン・ア・フロワ」。次にステンレスタンクやトロンコニックの発酵槽で2〜3週間マセラシオン・カルボニック。8℃からゆっくり発酵させるため、3週間という長期間漬け込む。通常マセラシオン・カルボニックは25、26℃の中間帯で行うのだが、彼は「低温の方がより繊細でピュアな香りが残る」と鋭い鼻を利かせている。バスラン式圧搾機でプレス後、タンクに戻して6〜8ヶ月落ち着かせてからビン詰め。熟成というよりも発酵を終わらせ炭酸ガスが落ち着くのを待つのが目的。熟成には一部だがリショーやニックの2年樽を使う。ろ過せずにビン詰め。
アルコール度 : 13.5%

 

多くの「自然派」ワインがそううであるように、ブラックチェリー・カラーだが“淡い”と言ってよいほどの透明感があります。トップノーズは醸造に由来すると思われるカーボンの香りを少し感じますが、スワリングする度にどんどんと尽きることなくチェリーなどの果実の甘い香りが届く。口に含むと、ちょっと刺激的な醗酵の残り、バラなどのフラワーさ、果実のしっかり味、枯れた草、タバコなどなど、それぞれが渾然一体としてワインとして存在しています。酸のしまりがしっかりありますが、強烈に印象に残るワインではなく、ゆったりと自然の中に身を任せて、時が流れる。そんなアフターです。
抜栓2日目は、滑らかさ、果実味がいっそう強まり、ワインの輪郭もはっきりして美味しさが増した感じでした。
 
「Le Temps de Serise」とは「桜の咲くころ」という意味。蔵があるベダリューにはたくさんのさくらんぼの樹があり、4月初旬には山々の斜面が桜で真っ白になる。その美しさに感動し名付けた。またフランスには同じタイトルのラブソングも存在する。繊細なアロマとフレッシュな味わいが特徴のワインです。14℃くらいに軽く冷やして、早めにお飲みいただくようお勧めします。
 
ドイツ東部の出身のプリュフール氏は、大学時代科学を専攻し微生物に強かった。非常に嗅覚の優れた彼は、ワインの複雑で多様な香りに惹かれるワインラヴァーであり、田舎に育ったこともあってか都会での生活が好きではなかった。そんな彼が家族の遺産を生かしてラングドック地方に小さなぶどう畑を購入したのだ。
選んだ場所は、フォジェールの北にある「ベダリュー村」。フォジェールやサンシニアンと同様、シストの特性が強い。標高が300〜450mと非常に高く、朝晩冷涼なミクロクリマを持つ。
それまでワインに無関係だった彼は、まず農業学校で醸造・栽培学を勉強した。
「いま思えば、学校で学んだことはどれも、してはいけないことばかりだった」
その後、ローヌ地方や南仏で有能な醸造コンサルタント、ヤン・ノエル氏に師事し、マルセル・リショー氏、ジャン・フランソワ・ニック氏などを度々回りながら「自然派ワイン」を習得したのである。
そして初ヴィンテージとなる「Le temps de Serise」は2003年。この時は自社の醸造所が完成してなかったため、ジャン・フランソワ・ニック氏の助けを借りて彼の蔵で醸造した。2004年の収穫は「直前に完成した新しい醸造所で発酵させることができる」とプリュフール氏は張り切っている。
現在は賃貸で作る畑を含めて5.5Ha所有。5ヶ所の区画にはシスト土壌が中心だが、石灰質や花崗岩の混じる土壌もあり、今後その特徴がワインにどう現れるのか研究していくそうだ。
リショーやニックのほかに興味があるのは、ティエリー・ピュズラ氏など「ロワールの自然派ワイナリー」。

ご注文は【訪問販売法に基づく表記】をお読みの上、メール・FAXでお願いします。