イギリスの月刊ワイン雑誌『デキャンタ』の2023年1月号にて、デキャンタのワイン専門家が2022年に最も感銘を受けたワインをノミネートし、そのうちの１２５本を、ロンドンのアラン・デュカスのヘッド・ソムリエやMWペドロ・バレステロス・トーレス氏などがブラインドでテイスティングし選出しました。

「プレモン、サン・モン・セパージュ・プレゼルヴェ・ブラン・セック 2019」が95点という高得点をたたき出し、見事ワイン・オブ・ザ・イヤー2022・ザ・トップ・ホワイトを獲得しました。

グロ・マンサンとフローラルな土着品種の共演
力強いフローラルなアロマ、生き生きとしたフレッシュな柑橘系の香りにかすかにトーストしたパンのノートがあります。果肉が黄色い熟したフルーツのブーケやドライフルーツのノートへと展開していきます。豊かで成熟した口当たりながらフレッシュ＆フルーティーさが余韻にもはっきりと残っています。

サン・モンはフランス南西部、コート・ド・ガスコーニュエリアにありマディランの東側に位置する人口わずか300人の小さな村で、小高い山の上に腰掛けるように広がっています。２０１１年にAOCに認められました。主要品種のタナやグロ・マンサンに加え、プティ・クルビュ、ピナンクなどの古典的で個性的な土着品種が存在しています。プレモンはこの地方で3代続くワイン生産者であるアンドレ・デュボック氏が、南西部のワインの評判を高めようと決意したところから始ままります。彼は若い生産者の熱意あるチームとともに、サン＝モンのアペラシオンを復活させました。
2011 年に認定された新 AOC、サン モン「Saint Mont」の畑 1250ha のうち、ピレネー山脈の麓で土着品種を守り、世界に発信する偉大なチャレンジャー「Plaimont プレモン」がなんと この生産者が 99％を所有しています！

設立以来、大小様々1000もの栽培家がプレモンに参加し、現在の規模に拡大しています。現在は女性ワインメーカーのナディーン・レイモンが醸造責任者を務め、タナ、グロ・マンサンに土着品種を織り交ぜた唯一無二の個性的な味わいのワインを生産しています。