Wine List 【 F-7866 】

ビオワイン・ガイド「ソラー 2007」でも注目される
コルシカのドメーヌ「アバトゥッチ」


価格はイメージを
クリックして

 

ドメーヌ・コンテ・アバトゥッチ
キュベ・フォスティーヌ・アバトゥッチ
アジャクシオ 赤

Domaine Conte Abbatucci
2003 Cuvee Foustine Abbatucci
Ajaccio A.O.C


産地 : フランス、コルシカ島南西部
 アジャクシオAC
生産者 :  Dm.アバトゥッチ
 (ジョン・シャルル・アバトゥッチ)
土壌 : 花崗岩質主体の土壌
畑面積 : 42ha
栽培 : 1998年から有機栽培を始め2000年からデメテールの規定に従ったビオディナミで栽培
品種 : ニエルキオ50%、スキアカレロ45%、カリニャン5%
収量 : 32hl/ha
醸造 : セメントタンクでアルコール発酵およびマロラクティック発酵発酵温度25℃前後、40日の醸し、軽いピジャージュ
生産量 : 15,000本/年
アルコール度 :  13.0%
容量 : 750lml
タイプ : 赤ワイン。フルボディ
ビオデナミ

最良の区画をセレクトし造られた上級キュヴェです。スタンダードのキュヴェと同じく表面上の味わいの主張は仕替えめだがストラクチャーがシッカリと感じられます。
収量を落として栽培されたカリニャン独特の収斂性が舌に乗ります。さすがにセレクトした区画で更に収量を落としただけの事はあり旨味がよく凝縮しております。タンニンはタップリとあるものの強さを感じさせない透明感のある味わいがお楽しみ頂けます。

Hot News

フランスの有力ビオワインガイド
<ビオ・ワイン・ソラー・ガイド2007>
「キュベ・フォスティーヌ・アバトゥッチ 2004」

力強いワインで、非常に期待できるワイン。赤い実の果実の複雑な香りが混じる凝縮感のある香りでスパイス香がよりそう。豊満で肉付きがよい。果実味が豊かで、きれいなフレッシュ感が食欲を沸かせる味わい。ポテンシャルも充分にある。スキアカレロ、ニエルキオのヴィエユ・ヴィーニュのブレンドで収量は非常に低い。2009〜2010年くらいまで待っても充分に楽しめる。ブフ・ブルギニョン、蒸し料理、煮込み料理と合わせると美味しそう。

と、絶賛されております。

 


ジョン・シャルル・アバトゥッチ

フランス皇帝 ナポレオンが産まれたアジャクシオ市から南東に20kmカサラブリーヴァ村にドメーヌが所在します。

コルシカ島は、フランス本土のどこよりも、日照量が多く乾燥しています。地中海の中でも最も山が多い島でパッチワークの様にさまざまなテロワールが入り組みます。アバットゥッチのある、西海岸は花崗石の多い土壌でここで栽培されるニエルキオはトスカーナのサンジョヴェーゼでジェノバ人が持ち込んだものらしいです。また古くからあったブドウの研究が行われていますが、その中で現在も実際に栽培されているのはスキアカレロだけとのこと。

コルシカ貴族の家系で地元への愛着の強い家系として知られています。父親アントワーンは土着品種研究の中心となり黒ブドウ7種、白ブドウ11種の現代では非常に稀な品種の栽培保護に当たっていました。
息子のジョン・シャルルはその土着に対するこだわりを受け継ぎINAOとの古来品種保護を目的としたコラボレーションの元2004年から栽培を始めた消滅しつつあるローカル3品種が将来的にAOCを名乗れるようにという協議を行っている最中でもあります。

特筆すべきは、いくら自分の畑に徹底してこだわっても隣の畑が農薬の散布を行えば多少なりとも影響を受けてしまいます。畑はこれでもかというくらい山道を駆け抜けてようやく到達できる険しい場所にあり、花崗岩質主体の土壌に24haに渡って広がる畑は起伏に富んでいます。しかしアバトゥッチでは、所有する山に一切の化学肥料を持ち込まずブドウだけではなく敷地内で栽培するオリーブや野菜更には牛までビオディナミです。
近隣の他生産者の農薬などによる影響を一切受けない‘所有する山丸ごとビオ・ディナミ’の畑より造られるのが特徴です。

ワインは島内でほとんど消費されていましたが現在は島独特のガリーグの香りや独特のハーブの魅力的な香りが受け海外市場にも出回るようになりました。


ご注文は【訪問販売法に基づく表記】をお読みの上、メール・FAXでお願いします。