Wine List 【 F-8290 】

ノルマンディのワインといえば
リンゴから造られる“シードル”

デュポン社の拘りのスタンダード
Bouche


Anne-Pamy, Etienne & Jerome Dupont

ドメーヌ・デュポンはノルマンディー地方で3代に渡りシードルとカルヴァドスを生産。現当主のジェロームは「ワインやシャンパンに肩を並べるシードルを造りたい」という想いに拘りを持ち、高品質シードル造りを行っている。
10種類以上のリンゴを育てる畑ではリュット・レゾネを取り入れ、春先には樹勢をコントロールする為に適切な剪定を行う。
収穫は3回に分けて完熟して落ちたリンゴを集める
その為地面には柔らかく短い芝を植え、リンゴを受け止めるクッションとしている。発酵には天然酵母のみを使用。「ワインと同様に手間を掛ければ、同様の品質を持ったシードルを造る事が出来る。食事と共に楽しんで貰えるシードルを目指している」



 

ドメーヌ・デュポン、シードル・ブーシェ

Domaine Dupont. Cidre Bouche 2010


産地 : フランス、ブルターニュ地方、ペイ・ドージュ。シードル(りんご酒) 
生産者 : ドメーヌ・デュポン社 
品種 : 3種類のりんご(80%は甘味とニガ味に特徴ある品種、20%は酸味主体の品種を使用)
収穫 : 10〜11月
醸造 : 温度管理されたステンレスのバットで天然酵母のみで発酵。数回のスーティラージュを行う事で発酵を調整し翌年春に瓶詰め
瓶詰め : 収穫の翌年3〜4月
アルコール度 : 5%
容量 : 750ml
タイプ : シードル(弱発泡)。
飲用温度 : 7〜9
保存 : 低温(10度前後)で5年ほど保存可能

 

デュポン社のスタンダードなシードル。
ノルマンディ・オージュ地方の伝統的製法によって醸造。3種の異なるリンゴを使用。
色はややオレンジがかっており、少しもやがかかったようにも見えます。調理したリンゴの香りにレザーのニュアンスもあり複雑な香り。口に含むとリンゴのタルトにちょっぴりキャラメルのヒントがあり、複雑で強くはっきりした主張があり、余韻も長い。


Eric Asimov - New York Times - Dining and Wine - Nov. 17, 2010
In his article on ciders from all countries, famous wine critic Eric Asimov puts Domaine Dupont on the top of the list:
"First among my favourites is the Etienne Dupont Cidre Bouche, which I've been buying for years. Like many of the top ciders, this comes in a wine-size bottle, topped with a cork. The Dupont is always vintage dated, and the ciders clearly differ from year to year. The 2009, which is currently on shelves, is not as intense as some previous years, but it is dry and deliciously pure, with maybe a hint of caramel to it."

 

 

 

10年の長期熟成が可能
「ボトルの底には若干の澱が見られる事があるが、これはパストリゼーションやガス充填をしていない高品質のシードルである証拠」。
伝統手法で造られたシードルは瓶詰め後も瓶内ではゆっくりと熟成が進み、その副産物として澱が発生するのだ。
その為瓶詰め後2,3年はフレッシュさやリンゴ本来の香りに由来するアロマが主体となるが、それ以降はより複雑で凝縮したアロマを感じられる様になる。相性の良い料理も変わってくる。
「揮発酸や酢酸のリスクに気を配る必要があるが、良質のシードルは10年の熟成も可能だ」最近では少しずつ高品質のシードルの造り手が増えてきた事をジェロームは喜んでいる。
「ガストロノミーレストランからの注文も非常に多くなってきている。シードルの品質が向上した事や、飲み手が少しずつ低アルコールのお酒を要求する様になってきたから。これからはシードルの時代だ」

ドメーヌ、デュポン社のシードル

 F-8290 シードル ブシェ

 F-8291 シードル キュヴェ リゼルバ

 F-9291 シードル キュヴェ トリプル



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