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「イタリア最高の白ワインのつくり手」として最も尊敬され信頼を集めるジャンフランコ・ガッロ氏。
人は彼を“北の巨人”と呼ぶ。「ブドウは本来ワインを作るためにこの世に存在するのではない、種を守る為に生まれてくるのだ。ブドウの実、皮、汁は大切な子孫を残すために種を守る。その自然のサイクルを変化させワインは作られる。だからこそ素晴らしいワインを作らなければ自然に対し失礼だ。」(『イタリアワイン最強ガイド』《川頭義之著》より)と自然へ敬意を払い、そのテロワールが最大限に表現される最高のワインを生産すべくこれまで何十年にも渡り畑とブドウの研究に没頭してきた。
彼の言うテロワールとは「人間・土地・気候・ブドウ品種」であり、その中で一番重要な要素が人間であると述べる。決して流行に流されるのではなく、ガッロ氏自らが、この大地で得た知識、経験を元につくり上げられる彼だけの味わい。これこそがまさに「ヴィエ・ディ・ロマンス」の魅力なのだ。
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