WineList 【 i-2636 】

シチリアのホット・スポット エトナ
 注目と期待の赤品種

Cepage: Nerello Mascalese

 

生産者ニコシアの歴史は、エトナ火山の東側にて1800年代に始まりました。エトナ周辺では大昔から葡萄が栽培され、最盛期には標高1500mまで葡萄畑があったという。
エトナの農民は苦労しながら険しい斜面にテラス式の畑を切り開きその努力の結果、エトナは1968年にシチリアで初めてDOCに認定されました。

ニコシアは100年以上にも及ぶ伝統と、その間に培われた技術の進歩を両立させコストパフォーマンスに優れたシチリアワインを産み出すことに定評があります。
それは
●[お買い得ワイン]を集めた’イル・ミオ・ヴィーノ・アルマナッコ’より生産者としてグランプリを獲得!し、表紙で掲載
と、実証されております。


 

 

 

ニコシア、ネレッロ・マスカレーゼ
 
シチリア 赤

Nicosia. Nerello Mascalese 2014
I.G.T. TERRE SICILIANE

産地 : イタリア、シチリア州(19)エトナ山麓。標高500〜700mの畑
生産者 : ニコシア社
醸造責任者 : マリア・カレッラ女史
ブドウ品種 : ネレッロ・マスカレーゼ種100%
収穫 : 10月下旬
醸造 : ステンレスタンク醗酵。タンク熟成2か月
瓶詰め : 2015年2月
アルコール度: 13%
タイプ : 赤ワイン。ミディアムボディ
 : 除草剤・化学肥料は使用せず、堆肥やソラマメなどの緑肥を使用

透明感のあるルビー。黒色果実やアマレットなどの甘い香りにスパイシーなニュアンスも。口中では綺麗な酸と硬質なミネラルが膨よかな果実味を支えエレガントなスタイル。

Nerello Mascalese:イタリア黒ブドウ。ネッロ・ダヴォラと並びシチリアを代表する黒の地品種だが実際はネッロ・ダヴォラほど濃くはなく、ピノ・ノワールに近い色合い。寒さにも耐えうる品種で、酸味が強いのが特徴。少し前までは、それほど注目されることもなく、ブレンドに用いられることが多かったが、2000年ころからエトナとこの品種に注目したトリノーロのアンドレア・フランケッティ氏が挑戦したパッソピシャーロで一躍注目を浴びるようになった。火山性土壌に由来するキレの良いミネラル味は、比類するものがない。

 

 

醸造責任者のマリア・カレッラ女史

地元シチリア出身の女性醸造家。ミラノ大学を卒業。
その後は様々なワイナリーで経験を積み2008年2月よりパレルモ地区の試飲員会より委員長に任命されております。
特にシチリアの土着品種の醸造には定評があり女性ならではの繊細な感覚で各品種の特性を表現し注目を集めている一人です。

 

ニコシアの畑は主にエトナとヴィットーリアの地域にあります。

エトナ側の畑はエトナ国立公園の中にあり、ネレッロ・マスカレーゼ、ネレッロ・カップッチョ、ピノ・ネロの他、カリカンテ、カタラットなどの白葡萄も栽培。
土壌は火山性で分解した灰や溶岩、火山礫などが含まれておりカリウムが豊富。
標高は平均700mで昼夜の寒暖差が激しく、葡萄に綺麗な香味とフレッシュさをもたらします。
ヴィットーリア側の畑ではネロ・ダヴォラやフラッパートを栽培。標高は200〜400mで粘土や砂質が入り混じる石灰質土壌。ここの畑からシチリアで唯一のDOCGであるチェラズォーロ・ディ・ヴィットーリアが造られております。

除草剤は一切使わずに全て鍬で雑草を取り除きます。化学肥料も一切使わずに堆肥やソラマメなどの緑肥を使用する自然と調和した栽培を実施しています。

 

ニコシア NIKOSIA のワイン

  i-2630 ニコシア、カタラット

  i-2631 ニコシア、グリッロ

  i-2636 ニコシア、ネレッロ・マスカレーゼ

  i-2639 ニコシア、エトナ・ロッソ


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