WineList 【 i-3265 】


ピエモンテ

ネッビオーロから生まれる
元祖  ロエロ・ロッソ


マッテオ氏は1987年、自らボトリングまで行うことを決断
赤ワインとしてのロエロを初めて商標登録させた。
その後、エリオ・アルターレなどの助言を得ながら独自のスタイルを確立
一気にロエロ産赤ワインの名声を高めていった

 

マッテア・コッレジア、 ロエロ ロッソ

Matteo Correggia. 2007 Roero Rosso DOC


産地 : イタリア、ピエモンテ州(2)
格付け :
 ロエロ・ロッソDOC
畑 : 海抜280〜330mの南及び南西向きの斜面
生産者 : マッテオ・コッレジア社
土壌 : 貝殻を含んだ砂質
ブドウ品種 : ネッビオーロ
植栽密度 : 4,500本/ha
単位収穫量 : 50hl/ha
熟成 : 使用済の樽で12か月後、ステンレス・バットで8か月
アルコール度 : 14.5%
容量 : 750ml
年平均生産量 : 22,000本
タイプ : 赤ワイン。 ミディアムボディ
希望小売価格 : \2,940.

透明感のある薄い色調で突出したタンニンや酸はなく、若いうちから華やかに香る。ボトリングして1年程度だが、複雑味が広がりはじまってます。
最も日本人の食環境に合いそうで、和出汁のような主張しすぎない心地よさがこのロエロ・ロッソにはある。

ロエロはアルネイスだけではない!ロッソもイケる!!

 

マッテオ・コレッジアよりサラ・パルマ氏が来日試飲セミナーより(2010/11)

マッテオ・コレッジアが創りあげたと言っても過言ではないロエロ地区。
ランゲからほど近いロエロ地区はバローロの造り手達がランゲ・ネッビオーロ用の葡萄を調達するか、平野部に広がるロエロ・アルネイスかといったイメージでした。
しかし、この地域で丘陵部に葡萄を植樹し、積極的に品質の高いネッビオーロを造り続け、遂にはロエロ・ロッソというワインを世界的にも認知させるまで努力を続けたのが故マッテオ氏。
当初はロベルト・ヴォエルッツィオなどに葡萄の段階で販売していましたが、彼等の薦めもあってボトリングを開始。ランゲとは全く異なる繊細さ、軽やかさ、華やかさを全面に出したワインは驚きを持って迎えられました。

ロエロの土壌は70%近くが砂質。左写真のように貝殻が豊富に出土するカルシウムを多く含んだ土壌となっていて地中深くには粘土層が存在します。粘土層の上には水分が存在し、葡萄樹はこの水分を求めて地中深くまで根を伸ばします。他のどの地域よりも圧倒的に高い砂質比率がネッビオーロに“軽やかさ”と“華やかさ”を与えてくれる訳です。


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