Wine List 【 i-5341 】

トスカーナでもシチリアでもない
イタリアのつま先「カラブリア」から日本初上陸
新星ワイナリー 
Terre del Gufo

イタリアの最南端カラブリアのコセンツァという丘の上に位置するドンニチに畑を持つテッレ・デル・グーフォは、2007年に創業。数年に亘りクローン選抜やマイクロヴィニフィケーションの研究を行い、今日ティンパマーラやポルタピアーナといった少量ながらも高品質のワインを造っている。
新鋭小規模ドメーヌでありながら、有機栽培を実施し、丁寧な醸造プロセスにこだわり着実に評価されています。
エノロゴは「サン・グレゴリオ」の元醸造責任者で、現在ヴィノジアの共同オーナーであるマリオ・エルコリーノ氏。オーナーの息子のユジェニオ・ミュジッロが醸造を務める。
「グーフォ」とはイタリア語でふくろうの意味で、オーナーのジョゼッペ・ミュジッロのあだ名が由来となっています。


テッレ・デル・グーフォ、ポルタピアーナ 2010
ドンニチ 赤

Terre del Gifo. Portapiana 2010
Donnici
D.O.C

産地 : イタリア、カラブリア州コンセンツァの丘。ドンニチDOC 
生産者 : テッレ・デル・グーフォ(オーナー:ジョゼッペ・ミュジッロ氏)
エノロゴ : マリオ・エルコリーノ(ヴィノジア社の共同オーナー)
醸造責任者 : ユジェニオ・ミュジッロ
ブドウ品種 : マリオッコ(ガリオッポ)種70%、マントニコ20%、グレコ・ネッロ10%
樹齢 : 8年
単位収穫量 : 50hl/ha
醸造 : 発酵は18-27℃でステンレス・タンクで30日発酵。果皮浸漬は15日。ガルベロット社製のアリエ産バリックの新樽:30%、古樽(1年使用済樽):70%で10ヶ月熟成(樽の焼きはミディアム)。
アルコール度 : 13.7% 
容量 : 750ml
年間生産本数 : 約7,500本
タイプ : 赤ワイン。 フルボディ
 有機栽培
評価 : 『ルカ・マローニ』2012年版: 90点

参考■『ルカ・マローニ』2010年版■2008ポルタピアーナ 93点:すぐに素晴らしいワインと感じる深い満足感のあるワイン。豊かで洗練された香りに納得させられる。口に含んだ次には、スパイシーなカシスや果汁を含んだフルーツを感じる。

 

かつてローカルマーケットでワイン、オイル、野菜を販売するためにドンニチからコセンツァに移動する農民の通行路として使われていた“ポルタピアーナ”がキュヴェの名前の由来となっている。ポルタピアーナは町と農村をつなぐ境界線としての役割を果たしてきた歴史があり、この土地の特徴やポテンシャルを表現するワインである。ポルタピアーナはワイナリーを見渡す インフェリオーレの単一区画からできるブドウのみで造られる(サン・マルティーノSan Martino地区のアルボAlboに位置する)。マリオッコ種主体で、マントニコ種とグレコ・ネーロ種のブレンドで造られる。マリオッコはギリシャが起源で、カラブリア一帯の畑において最も古い栽培品種の1つ。場所によって呼び名が異なり、ラクリマ・ネラ、グアルナッチャ、テッラヴェッチャ、メリアッロ、マルシリアーナ、マリオックーニと呼ばれる。房の形が異なっていたり、生態系の多様性によって、ブドウ園の所有者達がそれぞれ異なるブドウを育てていると信じていたため、マリオッコ品種の名前がバラエティーに富んでいる。マリオッコの特徴は、熟成が遅く、果皮は厚く深い青紫色。ポリフェノールが豊富で心地よい酸味があり、ストラクチャーが美しく長期熟成が可能なワインである。「アルボ・サン・マルティーノ」の畑は標高500 mの東向きの畑。土壌は砂・酸性土壌。栽培面積は1haで、植樹比率は5,000本/ha。平均樹齢は8年。クローン選抜を行っており、剪定はコルドン式。最大で6房残す(房が大きい場合は4〜5房にする)。10月最後の10日間で収穫する。平均収量は50 hl/haで、年間生産本数は7,500本。

 


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