[ Wine List S-3910 ]

スペインにおけるフランス品種ワインの先駆者

オーガニック 3055 シリーズ
Chardonnay

 

ジャン・レオンは1964年に設立された、スペインで初めてカベルネソーヴィニォンやシャルドネを植樹したワイナリーで、スペインにおけるフランス品種ワインの先駆者です。創設者のジャン・レオンはハリウッドの名優や大統領などが足繁く通ったビバリーヒルズの伝説的レストランのオーナーで、ジャン・レオンのワインはレーガン大統領就任の晩餐会で供されたスペインワインとして有名です。


ワイナリーは、 1964年に建てられ、元の外部様相はほぼそのまま保持されています。
内部では、伝統と最新の技術が共存しています。

 

 

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ジャン レオン
“3055” シャルドネ 2013 
ペネデス・白

Jean Leon
"3055" Chardonnay 2013
Penedes D.O.


生産地 : スペイン、カタルーニャ地方、ペネデス 
格付け : ペネデスDO
生産者 : ジャン・レオン社
醸造責任者 : ジャウメ・ロヴィラ
ゼネラルマネージャー : ミレイア・トーレス・マクサセック女史
品種 : シャルドネ 100% 
樹齢 : 22〜24年
収穫 : 2012年8月22〜24日
発酵 : ステンレスタンク醗酵
熟成 : 225リットルのフレンチオーク樽で2ヶ月間行った後、ボトル熟成
アルコール度 : 13.5%
残糖度  : 1.5g/L
容量 : 750ml
タイプ : 白ワイン。 辛口
希望小売価格 : 2,297円
 : 2012ヴィンテージよりCCCPAEのオーガニック認定を受けています。

 白い花やトロピカルフルーツを連想させる味わいの中に、ヴァニラのニュアンスをほのかに感じさせる。酸がフレッシュで、エレガントな仕上がり。
3055のブランドは、ジャン・レオンがニューヨーク到着後タクシー運転手となった際、3055は彼のライセンス番号です。この番号は伝説の男を見守ったことを象徴しています。

 

 


有機ブドウ畑

 

新しい時代には新しい方法が必要です。2008年から私たちの葡萄園は有機農業をしています。2012年からエコロジ−ワインとして認定を持っています。
環境を最も尊重して有機農業をするべきであり、ワインの製造でなるべく亜硫酸塩のレベルを低くし、生産を出来る限りの有機農業で実行します。この方法により、土壌の有機活性を長い間持続させることができます。

ミレイヤ・トーレス・マクサセック女史
Ms.Mireia Torres Maczassek
 
ミゲルA.トーレス氏の娘として1969年に生まれる。卓越した想像力は画家である母親から、ワインとぶどう栽培の知識を父から受け継ぎ、醸造学のディプロマを取得している。現在、ジャン・レオンワイナリーのジェネラル・マネージャーとして彼のワインへの情熱を現在に伝えている。

 

 

 

 

【ヴィンヤード】
ジャン・レオンは最高の土地と最高の気候の2つの条件が揃って初めて、最高のワインができると感じていました。彼は理想の土地を求めてカタルーニャに辿り着き、購入した土地に、彼はフランスでもプレステージワイナリーとして有名な、シャトー ラフィット・ロートシルト、シャトー ラ・ラギューヌ、コルトン・シャルルマーニュのカベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フラン、そしてシャルドネなどのフランス品種の苗木をスペインで初めて植えました。このことから、ジャン・レオンはスペインに高貴なフランス品種を植えた、先駆者として知られています。
また、ジャン・レオンは購入したぶどうを使用せず、全てが自社畑のぶどうで、パゴ(単一畑)のワインを造っていることも大きな特徴です。もちろん、収穫は全て手摘みで行われています。
ジャン・レオンのパゴ(単一畑)はペネデス地方の中心部の右側に位置します。この土地は、1963年に狭い範囲の土地を注意深くグループ分けしながら購入しました。自社畑は150haにおよびますが、100haが耕地となっており、その中でも67haで現在、栽培が行われています。ぶどう畑はペネデス地方の中でも緩やかな南斜面の山側にあり、標高は280〜310mで、北風や冬や春の霜害から守られています。

ジャン・レオン カベルネ・ソーヴィニヨン グラン・レゼルヴァ・・・ラ・スカラ ヴィンヤード
ジャン・レオン カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルヴァ・・・レ・アヴレ ヴィンヤード
ジャン・レオン メルロー ヴィーニャ・パラウ・・・パラウ ヴィンヤード
ジャン・レオン シャルドネ ヴィーニャ・ジジ・・・ジジ ヴィンヤード

【ワイナリー】
1964年に建築された、所有畑に囲まれたボルドー・シャトースタイルのワイナリーはワイナリーの外側はほとんどが当時のままですが、内側はより完成度の高いワイン造りの為、常に最新の設備を備えています。
ワイナリーの哲学は常に高品質でエレガントで、全てのワインについて、それぞれ個別に対応できる範囲に拘った少量生産であることです。醸造家のジャウメ・ロヴィラは全てのワイン造りを見続け、長年にわたってヴィンヤードやワイナリーで培った知識を還元しています。ワイナリーで特筆すべきは、保冷機能付きのステンレス・スティールバットで、全ての赤ワインとほとんどの白ワインがこのバットで発酵されます。また、ワインの保管にはジャン・レオンは3,000樽以上保管できる、地下セラーを使用しています。このセラーは自然で13〜15℃の温度を一年中保つ事が出来、十分な湿度もあります。

 

【ジャン・レオンの生涯】
ジャン・レオンは1929年にスペインのサンタンデールに生まれました。父親や兄の事故死などの不幸を乗り越え、19歳でアメリカに渡り、ハリウッドでフランク・シナトラがオーナーを勤めるレストランでウエイターの職を得た彼は、そこでレストランの顧客であった有名スターと友人となります。彼はジェームス・ディーンと新しいレストランの開店の約束をしましたが、その実現に向かっている途中で、ジェームス・ディーンは事故でこの世を去ってしまいました。その悲劇にも屈することなく開店したレストランが「ラ・スカラ」です。開店するや、ラ・スカラはジョン・F・ケネディを始めとする大統領から俳優、映画監督など多くのセレブに愛されます。また、彼は彼のレストランの顧客であった、生前のマリリン・モンローに会った最後の人物とも言われていますが、彼は生涯そのことについては話そうとしなかったとの事です。

ワイン造りをはじめてからは、ラ・スカラだけでなく、彼のワインもまた、高い評価を得て、1980年にはホワイトハウスで行われた、ロナルド・レーガン大統領就任式にて、ジャン・レオン カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルヴァ 1975年が振舞われました。レーガン大統領は「ラ・スカラ」で、ジャン・レオンと度々ワインについて熱く語り合ったといいます。念願のワイナリーを創設後、晩年は病に苦しみ、2年間の一人での航海を経て1996年にこの世を去りました。ジャン・レオンのワイナリーは1994年にミゲル・トーレスの傘下に入り、ジャン・レオンのポリシーを忠実に受け継いだ、彼の名を冠したワインを造り続けています。


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