ボデガス・アルマンセニャス
ボデガス・アルマンセニャスが位置するAlmansaアルマンサはLa
Manchaラ・マンチャの南東の端に位置する小さな町。しかしながらスペイン最大のワイン生産地です。この暑く乾ききったスペインの端にはManchuelaマンチュエラ、Valenciaバレンシア、Yecla
イエクラ、JumillaフミーリャなどのD.O.がアルマンサと共に存在している。これらのD.O.でMonastrellモナストレルと呼ばれる土着の品種が栽培されているが、アルマンサだけは固有のGarnacha
Tintoreraガルナッチャ・ティントレラ種が主に植えられています。
アダラスが生まれる畑はVenta la
Vegaベンタ・ラ・ベガと呼ばれています。マドリッドに通ずる主な道にこの地があったため、Venta
"ベンタ"=宿屋という名前が付けられた。
ボデガス・アルマンセニャスが所有する土地面積は216ヘクタールと巨大だが、その半分以上はEl
Mugron
"エル・ムグロン"山の土地である。しかしこの"エル・ムグロン"山が畑のミクロクリマの鍵となっている。アルマンサは猛烈に暑く乾燥した大陸性気候であるが、"エル・ムグロン"がラ・マンチャ台地からの熱を跳ね返し、地中海からの僅かな湿気を留めてくれることにより、特有のミクロクリマが完成されるという。
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