ソンホーフ
”グリューベ”、トロッケン

産地　：　オーストリー、ニーダーエスタライヒ、カンプタール地域
生産者　：　ソンホーフ、ユルチッチ家
ブドウ品種　：　グリュナー・フェルトリナー１００％
アルコール度　：　１１．５％
容量　：　７５０ml
タイプ　：　白ワイン。軽快辛口
無農薬ワイン

新着のワイン。これからの夏のワインにちょうどいいかも・・・。抜栓直後は少しザワメイタ感じが残っており、それはそれで楽しいのですが、私は２日目に飲んだ落ち着いた感じが好きです。ドライ。オーストリーを代表する白ブドウ品種グリュナー・フェルトリナー種を使用。
肩肘を張らないでグリュナー・フェルトリナーを楽しめるワイン。そんな訳でこのワインは”グリューベ”と名づけられています。

　

グリューベ'のラベルの作者のプロフィル

クリスチャン・ルッドウィグ・アッテルセー。
彼は、1940年プレスブルグ（現在のスロバキア）で生まれアッシェアフ、リンツそして後に、アッテルセー湖のそばで育ったことからペンネームをアッテルセーとしました。彼は、画家としてだけでなく音楽家、作家、デザイナー、特に活動家と映画製作者として有名です。アッテルセーはここ30年、近代ヨーロッパ芸術において、応用芸術のほぼあらゆる面で活動するもっとも重要な画家として認められております。1960年代初めの彼の最初の展覧会は、成功を収め、60年代は映画製作に、70年代はグラフィックアートに集中し、80年、90年代は絵画制作に取り組んでいます。彼はヨーロッパとアメリカのミュージアムや有名なギャラリーで250以上の個展を開きました。1992年、ウィーンの応用芸術アカデミーで絵画、アニメーションフィルム、タペストリーの教授になりました。そして、1997年度のオーストリア国際芸術賞を受賞しました。アッテルセーが、ゾンホーフ社のワインのラベルを手がけたのは1997年で、ラベルは毎年変わります。

ヴィンヤード　　ソンホフ・ユルチッチ家 「修道院の隣の家」という意味の名前。 ワインの街ランゲンロイスの伝統ある一家は、ワイン醸造農家として古くから知られています。ソンホフは1868年にユルチチ家のワイン醸造所となり、今日、エルヴィン、パウル、カールの三兄弟がヴィンヤードの経営にあたっており、オーストリアは基より国外のワイン愛好家にも、その名を知られるようになりました。三兄弟は様々な新しい技法に挑戦し、目覚しい改革を実施して業界にその成果を認められています。オーストリアワイン発展のワイン製造技術上、パイオニア的存在であり、いち早く無農薬栽培にも目を付けた。 1972年より自然農法（有機無農薬）を採用。ブドウの枝を短くカットすることにより、葉の数、ブドウの房の数をへらし、日光の入りをよくし、ブドウの収穫量はへるものの、高品質のブドウを造りだしている。樹の下部をカットし下草が生えるようにし、定期的に耕すことにより化学肥料を使うことなく良質の土ができる。など量より質を優先することにより、有機無農薬を成功させた。 以来全ワインこの自然農法の下で作られており、現在注目を集めている「ビオデナミ」をはじめとする自然派ワインの先駆者といえる。流石、ヴィオデナミの提唱者L・シュタイナーの故国のワインです。