生産地域：オーストリア、ニーダーエーストライヒ、カンプタール地域、ランゲンロイス村、シュピーゲル畑

生産者 ： ユルチッチ・ゾンフーフ家

ブドウ品種 ： グリュナー・フェルトリナー

アルコール度 ：　１４．５％

総酸度 ： ５．０g/L

残糖度 ： ３．２g/L
容量　：　７５０ml
タイプ　：　辛口

無農薬ワイン

　

葡萄はかなり熟成度の高いレベルで収穫され、クオリティの高い、理屈抜きで美味しいワイン。
かねてより、ゾンホーフのシャルドネ・バリックはスゴイと思っていて、グリュナー・フェルトリナーには少し物足りなさを感じていたのですが、このリゼルバには感服しました。
パワーがありながら、奥ゆかしく、緻密で洗練されている。

ヴィンヤード　　ソンホフ・ユルチッチ家 「修道院の隣の家」という意味の名前。ワインの街ランゲンロイスの伝統ある一家は、ワイン醸造農家として古くから知られています。ソンホフは1868年にユルチチ家のワイン醸造所となり、今日、エルヴィン、パウル、カールの三兄弟がヴィンヤードの経営にあたっており、オーストリアは基より国外のワイン愛好家にも、その名を知られるようになりました。三兄弟は様々な新しい技法に挑戦し、目覚しい改革を実施して業界にその成果を認められています。オーストリアワイン発展のワイン製造技術上、パイオニア的存在であり、いち早く無農薬栽培にも目を付けた。 1972年より自然農法（有機無農薬）を採用。ブドウの枝を短くカットすることにより、葉の数、ブドウの房の数をへらし、日光の入りをよくし、ブドウの収穫量はへるものの、高品質のブドウを造りだしている。樹の下部をカットし下草が生えるようにし、定期的に耕すことにより化学肥料を使うことなく良質の土ができる。など量より質を優先することにより、有機無農薬を成功させた。 以来全ワインこの自然農法の下で作られており、現在注目を集めている「ビオデナミ」をはじめとする自然派ワインの先駆者といえる。流石、ヴィオデナミの提唱者L・シュタイナーの故国のワインです。