ドメーヌ・オーレリアンはブルゴーニュ地方の北限で唯一シャンパーニュ地方に隣接するシャティヨネ地区の村、ベラン・シュール・ウルスに10ヘクタールの畑を所有する家族経営の小さなドメーヌです。現在、当主を務めるステェファン・ブリスは、シャンパーニュのドラピエやシャブリのシモネ・フェヴル、ペナン・ヴェルジュレスのドメーヌ・ルードヴィック・ベランなどで研鑽を積んだ後、家業に参画しました。
ドメーヌでは、ガイドやコンクールなどには一切出品しない方針だるため、メディアにはほとんど知られていない隠されたドメーヌです。しかし、シャンパーニュのクリスチャン・エティエンヌの醸造コンサルタントも務めるローラン・アシュドゥからアドバイスを受け、シャンパーニュに比肩する7気圧という高い発泡性とコストパフォーマンスの高い味わいを備えたクレマン・ド・ブルゴーニュを手掛けています。
フランスでは、ラ・ダム・ド・ピック、リ・コアベ、アクラムなどの新進気鋭のパリのミシュラン星付きレストランなどにオンリストされて好評を博しています。日本には2014年から紹介され始めました。