Wine List [ J-373 ]

2008 ジャパン・ワイン・コンペティション
最高金賞受賞のメルロ

 メルシャンの出品ワインのうち、「欧州系品種 赤」部門で『シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 2003』が最優秀カテゴリー賞及び金賞を受賞しました。また同じく「欧州系品種 赤」部門で『同 桔梗ヶ原メルロー 2004』が、「甲州 辛口タイプ」部門で『同 勝沼甲州 2007』が金賞を受賞。さらに「欧州・国内改良品種等ブレンド 白」部門で『シャトー・メルシャン 無濾過 シャルドネ&甲州 2007』が、「スパークリングワイン」部門で『メルシャン 穂坂のあわ 2007』が最優秀カテゴリー賞及び銀賞を受賞しました。


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シャトー・メルシャン
2003 長野・桔梗が原 メルロ


産地 : 長野県塩尻市桔梗が原地区
生産者 : メルシャン株式会社
栽培方法 : 棚式栽培
植栽密度 : 500本/ha
樹齢 : 24年
品種 :  メルロ100%
単位収穫量 : 13t/ha
収穫 : 10月上旬
発酵 : 28〜30℃で16〜18日間
熟成 : オーク樽で18か月(新樽比率89%)
アルコール : 13.1%
容量 : 750ml
瓶詰時 : 2005年7月28日
生産量 : 2,304本
タイプ : 赤ワイン。 フルボディ。
 カテゴリー<欧州系品種 赤>部門、最高金賞受賞ワイン

 【参考テイスティングコメント】
きれいなルビー色。なめし皮、鉄分、ブラック・チェリー、カシス、そしてカラメルのような香ばしさも加わる、上品で深みのある香り。アタックがふっくらまろやかで、酸はフレッシュ感にあふれている、タンニンも細やかな繊細で上品な味わい。牛肉の網焼き、鴨肉のロースト、しいたけ・パプリカ・牛肉のオイスターソース炒めなどを合わせてみたい。(名越 康子(なごし やすこ)2007年7月)

長野県塩尻市桔梗が原

標高は700mと高く、特にぶどう成熟期の9月〜10月にかけて、昼夜の寒暖差は大きくなり、色づきのよいぶどうが収穫されます。土壌は礫層を基盤として、その上に火山灰層が2〜3mほど堆積したもので、地下水位が非常に低いため、水はけは極めて良好です。
秋雨の量は勝沼より少ないのですが、冬の寒さは大変厳しく、マイナス10度になることも珍しくないため、凍害によって枯死する樹も少なくありません。それを防ぐため、昔から棚栽培でもかなりの密植栽培を行っています。

ここでのぶどう栽培の歴史は古く、1916年、コンコードの栽培を開始したことから始まります。

1976年からメルローの栽培に挑戦し、1989年、ようやく初リリースした『シャトー・メルシャン 信州桔梗ヶ原メルロー1985』がリュブリアーナ国際ワインコンクールで大金賞を受賞。その後も数多くの受賞を重ね、日本を代表するプレミアムワインの、また、素晴らしいメルローの産地としても世界から高い評価を獲得しています。

【2003ヴィンテージ】
8月まで曇雨天の日が続き、前半は雨量が多く後半は日照不足だった。ブドウの生育は平年に比べ一週間程度遅れた。9月に入り晴天の日が続いたが、生育の遅れは回復せず糖度は比較的低かった。このため、収穫期を遅らせる事、収量制限を行ったことと、選果をしっかり行ったことで、十分な熟度を確保した。メルローは着色不良による赤熟果が平年に比べやや多傾向にあったが、極力健全果と適熟果の収穫に努めた。例年に比べ、爽やかでフレッシュな酸味の残るヴィンテージとなった。
(メルシャン、リリースシートより)

 

Japan Wine Competition

「国産ワインコンクール」は、国産原料ぶどうを使用した国産ワインの品質と認知度の向上を図るとともに、それぞれの産地のイメージと国産ワインの個性や地位を高めるため、2003年より開催されています。本年の出品ワイン数は過去最高の622点で、14点の金賞をはじめ各賞が選出されました。

Japan Wine Competition 2008 審査結果発表

 Japan Wine Competition(国産ワインコンクール)2008は、平成20年7月23日〜25日の3日間にわたり、特別審査員のボルドー大学醸造学部教授 ジル・ド・ルベル氏、オーストラリアのワインジャーナリスト デニス・ガスティン氏をはじめ24名の審査員により、厳正かつ公正に出品ワインの審査を行いました。

● 官能審査による審査を行なわれました。
● 審査は一次審査と本審査に分けて行なう。
● 一次審査は20点満点で採点。平均点12点以上のワインを本審査の対象となる。
● 本審査は20点満点で採点を行い、平均点が17.5点以上のワインを金賞、15.5以上17.5未満を銀賞、13.5以上15.5未満を銅賞、12.0以上13.5未満を奨励賞です。
● 各カテゴリーの銅賞以上の中で、最高点のワインが最優秀カテゴリー賞です。
(ただし、出品数が5点以上のカテゴリーのみ)

↓ Japan Wine Competition 2008 の詳細 ↓
http://www.jwine.jp/2008fol/08prize.html

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