ポルトガル・ドウロの高評価ワイナリー「コンセイト」の女性醸造家リタ・マルケス氏と、南アフリカ「ブーケンハーツクルーフ」のスター醸造家マーク・ケント氏により、2019年に設立されたワイナリー。
2014年にドウロを旅したマークがコンセイトを訪れた際、リタと意気投合したことから二人の交流が始まり、その後南アフリカで2015年、2016年、2017年、ポルトガルで2018年、2019年と共にワインを造ってきました。最終的にドウロ川の主な支流の一つであり、重要な畑が広がるトルト川右岸カザイス・ド・ドウロの地に、共に腰を据えてワインを造るための自社畑を購入することになりました。現在はリタのワイナリーであるコンセイトの醸造設備でワインを生産していますが、ゆくゆくは自社畑近くにある古い小屋をリノベーションして活用する予定です。カザイス・ド・ドウロはピニャオの町から5kmほど離れた歴史的な町で、世界遺産にも登録されているため、小屋のリノベーションは時間をかけて慎重に行われます。
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