Jerome Bougnaud氏は、1978年にフランスのコニャック地方で4世代続くブドウ農家に生まれました。
ワインに囲まれて育ち、ボルドーで学び、2001年、23才のときから、ピーター・シセック氏の厚い信頼を得て
Dominio de Pingusの畑管理者として働き始めました。
同時に、2002年からサルドン・デ・ドゥエロのQuinta
Sardonia で、畑管理者、醸造家としても活躍し
マドリッドのEl RegajalをDaniel Garcia-Pita
Jrと二人で立ち上げ
畑管理者、醸造家として素晴らしいワインを作り続けています。
2009年からは、彼自身のプロジェクトである”GALIA”を始めました。
GALIAで使うブドウは、ソリア県、ブルゴス県、バリャドリッド県とドゥエロ川に
沿って134Kmにわたる地域から
ジェロームが納得して選んだ畑で、全てビオディ
ナミ農法で栽培されています。
現在は、離れた場所の様々な土壌と気候からなる5つの村にある13区域の、5計4ヘクタールの
畑があります。
どの畑も、樹齢100年を超すものばかりで、
標高は795メートルから968メートル。 現在の
スペインで、最もビオディナミ農法に詳しいと言われているジェロームが、自らの経験と天才的な直感で
土の様子
を探り、風の匂いを嗅ぎ、樹の様子を眺めて、惚れ込んだ畑はドゥエロ
川に沿って134Kmも離れた場所に点々と存在しています。ほとんどが、仕事のし難い厳しい環境にあるために廃畑になりそうだったところ
です。
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