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ドルーアンの成功により
オレゴンはピノの適地となった

ワイン用ぶどうの栽培地域として、オレゴンはピノ・ノアールの栽培に、特に気候の面で大変適した土地です。 
昼間はおだやかで、夜は大変涼しくなる理想的な気候のもとで、オレゴンのぶどうはその本来の特性を最大限に発揮し、ワインは卓越したフィネスを持つものになります。
ドメーヌ・ドルーアン・オレゴンの自社ぶどう畑は、ポートランドの南西約50kmに位置する、ウィラメットバレーの「レッド・ヒル」の南側斜面にあります。
現在、125エーカーの農地のうち、85エーカーにぶどう樹が植えられています。
ドメーヌ・ドルーアン・オレゴンでは、クローンの選択、植樹密度、土の耕し方まで徹底的にこだわっています。  特筆すべきなのは、全米ではないにしろ、少なくともオレゴンにおいては最高密度の密集栽培を行っていることで、1エーカーあたり3110本(1ヘクタールあたり7700本)のぶどう樹を植えています。
レッドヒルの標高は、コートドニュイとほぼ同じ260mで、気候もブルゴーニュと同じリージョン1です。
(インポーターのHPより転載)


 

 

 

ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン
ピノ・ノワール “ロレーヌ”

Domaine Drouhin Oregon
PinotNoir " Laurene " 2015


産国

アメリカ、オレゴン州、ウィラメット・ヴァレー

産地呼称

ダンディヒルズAVA

生産者

ドメーヌ ドルーアン・オレゴン

醸造家

ヴェロニク・ドルーアン女史

品種

ピノ・ノワール 100%

収獲

2015年9月9〜26日

醸造

天然酵母。ステンレスタンク醗酵で15日-16日。フレンチオークの小樽で熟成され、新樽率は20%以下。約12ヶ月熟成後樽をセレクションしてブレンド、さらに4ヶ月樽熟成。ボトリング後、さらに19-20ヶ月熟成。

アルコール度

14.1%

瓶詰

2017年2月

容量

750ml

生産量

3,076ケース

タイプ

赤ワイン。フルボディ

サービス

17℃〜19℃/ now 〜2030年以上

保存方法

紫外線を避け、冷暗所

評価

Vinous: 94points
Wine Advocate: 93points

 

ワインメーカー、ヴェロニク・ドルーアンの長女の名前を冠したこのワインは、畑を32の区画に分け、全て別々に醸造し熟成。1年以上熟成しながら、それぞれのワインをテイスティングし、厳選された100個の樽をブレンド。さらに4ヶ月間樽熟成と20ヶ月の瓶熟成を経てリリースされる、究極にこだわり抜いた“ドルーアン・オレゴンの高峰ワイン”
深く、かつ生き生きしたルビー色。杉の木やスミレを思わせる風味を持つ濃厚にして気品溢れるワインです。
随分と以前のことだが、テースティング・セミナーでボーヌ ・クロ・デ・ムーシュと比較試飲してみると、このオレゴン・ピノ・ノワールのほうがやや色が濃いかなという程度。樽のタンニンはでしゃばらずに、エレガント。もちろん質感は十分。まだまだ若さ十分のワイン。
2003/07/15のセミナーで、小飼ソムリエ(故人)は、
『このワインをブラインド飲んだ人は全員がブルゴーニュだと答えるでしょう。それほどに、エレガンスさと気品、全てのバランスに優れています。こうして比較試飲して初めて少しの違いがわかりますが、それでもなおこのワインにはブルゴーニュが息づいてます』と。

 

受賞・ポイント歴 :

ワインスペクテーター 2012年12月15日号92ポイント(ヴィンテージ 2009)
ワインエンスージアスト(オンライン)2011年3月 91ポイント(ヴィンテージ 2007)
デキャンター2012年3月号4つ星(16.5ポイント)(ヴィンテージ 2007)
ワインスペクテーター2012年2月1日91ポイント(ヴィンテージ 2008)
ロバート・パーカー オンライン 92ポイント(ヴィンテージ 2008)
ロバート・パーカー オンライン 91ポイント(ヴィンテージ 2007)
ワインスペクテーター 91ポイント (2009.12.31、2010.01.15 合併号)(ヴィンテージ 2006)

ブルゴーニュのドメーヌが新大陸へ進出するのは、大変めずらしいことです。しかもドルーアンは、それまで無名だったオレゴンを選んだのですから、当時は大変な話題をよびました。ドルーアンをオレゴンに進出させた大きなきっかけは、1979年のパリでの比較試飲会でした。

この時、トップになったのはドルーアンだったが、オレゴンのピノ・ノワールが3位になった。この結果に納得いかなかった当主のドルーアンは、ボーヌでもう一度ブラインド・テストをやりなおした。ところが、結果を見ると、第一位はドルーアンのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ61年だったが、第二位はやはりオレゴンのピノ・ノワールワインだったのである。(中略)現在すでにかなりの品質のものをだすようになっている。ブドウの樹齢が高くなったら、これからどうなるか興味はつきない。
(ワイン王国No.9「ピノ・ノワール物語 推薦10本の極上ピノ・ノワール」山本博著より抜粋

 


ワインメーカー
ヴェロニク・ドルーアン女史

ドルーアンはオレゴンの地に深い興味をそそぎ、娘ヴェロニクをオレゴンのワイナリーに勉強に赴かせました。その後、ワイナリーの隣りの土地を購入し、現在、そこはヴェロニクがワインメーカーとして指導力を発揮し、最新の設備を整えながらも、ブルゴーニュの良さを最大に生かしたワイン作りを行っています。
近年このワインは、ホワイトハウスで各国の要人を迎える晩餐に頻繁に登場し、新しいピノ・ノワールの世界をオレゴンから世界に披露し始めています。

メゾン・ジョゼフ・ドルーアンのワインはコチラを参考にしてください


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