- やさしくデボルバージュされており、発酵とマロラクティック発酵の際にたくさんの栄養分が残されている。試飲の時はマロラクティック発酵は終わっており、酸化防止剤が添加され、ボリュームと複雑さを与える為、ワインは澱の上で熟成されていた。
ピーチを感じさせるとても濃厚な香りに、オートミール、ローストナッツ、バターが加わる。ミディアムからフルボディの味わいで、良く濃縮した風味は高めの酸とバランスがとれている。長くシルクのように滑らかなフィニッシュに続く。
ワインアドボケイト : 91点
ベルナール・モローはシャサーニュで大変貢献している生産者で、印象的な畑を持っています。彼は10ヘクタールの自家畑で果実の最上の純粋さと凝縮性をもったワインを生産することを目指しています。
モローはシャサーニュにおいて白より赤を多く生産しますが、ピノ・ノワールよりシャルドネでのアペラシオンを多く持っています。最近、ワインに強烈さとフィネスの両者を与える果実味とアロマを、よりよく抽出するため新しいに空圧圧搾機を設置しました。圧搾の後は、ワインは重力によって、発酵槽の下にあるバレルセラーのオーク樽へ導かれます。3人の異なる樽職人の生産になる樽で、白ワインは3分の1を新しいオーク樽、赤ワインは5分の1を新しいオーク樽にしています。白ワインは一週間に一度バトナージュ(澱の攪拌)を行い、次の収穫の前の9月にビン詰めが行われます。近年、モローの所有する畑は、10ヘクタールから13ヘクタールとなり、ブルゴーニュ・シャルドネ、シャサーニュ・モンラッシェ・ブラン、シャサーニュ・モンラッシェ・ルージュ、プルミエ・シュヌヴォットの畑のワインは、これからより安定した品質のワインを造ることが可能になるようで、ますます楽しみです。
ワイン・アドヴォケイト誌123号でのピエール・ロヴァニの言葉をかりれば、"モローは丸々として、豪華で、おいしいワインを作っている"のです。(インポーター・リリースシートより)
|