Wine List 【 F-8815 】

サヴォワの地伝酒

何も足さない・・・
天然酵母自然発酵(メソッド・アンセストラル)

究極のロゼの発泡ワイン
低アルコール、やや甘口の「セルドン」


美食の街でありフランス第二の都市であるリヨンの北東、スイス国境にも程近い
サヴォア地方の標高350mを超える急斜面にある畑と自宅兼ワイナリー


リュット・レゾネ

アラン・ルナルダ・ファシュ
ヴァン・デュ・ビュジェィ・セルドン
ロゼ・スパークリング

Alain Renardat-Fache
Vin du Bugey Cerdon 2022
Rose Sparkling

産地 : フランス、、サヴォワ地方、A.O.C.ビュジェィ・セルドン 
生産者 : アラン・ルナルダ・ファシュ 
ブドウ品種 : ガメイ85%、プルサール 15% 
栽培面積 : 10ha。粘土石灰質土壌。南東〜南西向きでパッチワークのように点在する30区画から構成。標高:350〜500m
収穫平均樹齢 : 28年 
植樹密度 : 7200本/ha
アルコール度 : 7.5%
収穫方法 : 機械摘み。
収穫年 : 2017年
醗酵 : 醗酵全体の90%を除梗。10℃の低温で12時間スキンコンタクト。澱下げを8℃にて実施。醗酵槽はステンレスタンクで天然酵母を使った発酵。補糖はしていません。醗酵温度は0〜8℃で約30日間。乳酸発酵無し。
熟成 : 約2ヶ月間ビン内二次発酵させて泡を生成。圧力約4〜5Bar。新鮮な果実味を楽しむ為に比較的早くビン詰め。
残糖 : 約50g/L(デミ・セック=やや甘口)。SO2は発酵前後及びビン詰め時に最小限添加。 
容量 : 750ml
タイプ : ロゼ・スパークリング(弱泡)。 ほんのり甘口。

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ロゼ色の弱発泡(ペティヤン)ワイン。熟れたイチゴっぽい色調。2つの品種のアッサンブラージュによって、ぶどうそのままを潰したような果実香、絶妙な酸味・甘みのバランスが特徴です。とにかく「美しい」色。極めて上品な果実味、ぶどうやフランボワーズ、イチゴのアロマが際立つ。クリーミーな泡、爽やかな酸と甘さが豊かに繊細に口中に広がる。
アペリティフとして、また優しい甘さのデザートと一緒に・・・。
 

アラン・ルナルダ・ファシュさんはジュラ・サヴォア地方の西部「SERDON」地区の生産者。代々続く蔵元の現在のオーナーは5代目アラン・ルナルダさん。数年前から6代目となる息子のエリーさんがワイン造りを手伝っくれており、小さいが暖かな家族経営の造り手。それぞれの奥さんと従業員1人、合計5人で経営されている。畑は、標高350mを越える急面にあり、雑草を生やすことで土壌が流出しないようにさせながら、地中の水分を蒸散させる工夫をする。この蔵では10年以上前から減農薬の業「リュット・レゾネ」を実施。特に除草剤を使わないよう執心している。

造っているワインは1種類だけ。涼やかな気候と、品種独特の繊細な風味を最大限に引き出した「ヴァン・ド・ビュジェー・セルドン」だけを造り上げることに専念している。「メソッド・アンセストラル」とは、“ビン内ニ次発酵・熟成”という意味の外に、発泡性を持たせるために“人工的”に「蔗糖を足さない」、「酵母を足さない」という意味を持つ
“セルドン”のクリーミーな泡と絶妙な甘さは、ぶどう本来の糖分と野生の酵母で造られる。
 では泡はどうしてできるのか?方法はこうである。アルコール発酵中に、アルコール分が6%ほどになったところで軽くろ過し、一度ビン詰めしたのち引き続きアルコール発酵をさせる。勿論、この発酵もワイン中に残っている天然の酵母で行なう。
最終的に約7.5%のアルコール度で低温ろ過して最終ビン詰め。 上品な甘さと芳醇な果実味や爽やかな香りは、こうして生まれるぶどうそのままの「自然の味わい」なのだ。
同時に、最高温度8℃という極めて低い発酵によって、果実の繊細な風味そのままがワインに表現されている。


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