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                   ソーヴィニョン・ブラン
                  Sauvignon
                  Blanc: 
                  
                  シャルドネに続く白ワインの国際品種。ロワールのプィーイ・フメやサンセールが有名。また、ニュージーランドやチリ、カリフォルニア、南アフリカなどニューワールドと言われる産国でも成功を収めている。香り・味わいとも、はっきりした若々しい青さがある。よくできたワインは、青さだけでなくスモーキィとも言われる複雑さが加わったフレーバーになる。 
                  
                  ワインの雑誌で「草原の貴公子」という表現があったが、これいただき!青々したパワーは私にはチンギス・ハーンの雄々しさを連想させてくれる。
               
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         ラ・ヴィスが位置するトレンティーノ・アルト・アディジェ州は、第一次世界大戦終戦までオーストリア・ハプスブルグ帝国領であった。この歴史的背景から、ドイツ人のような職人気質と、集団で大きな力を発揮するという人々が多く暮らしています。
          
         
         ラ・ヴィスの前身はそのイタリア最北の地に、チェンブラ渓谷の栽培農家が共同体となった1850年にまで遡る。伝統的に畑を1haほどしか所有していない。小さいながらも志の高い14の栽培家たちが、高品質なワイン造りを目指し、1948年にラ・ヴィスは設立された。ワイナリー名の「ラ・ヴィス」という名はラテン語で「人の強さ」を意味する。設立以来、ワイン造りの伝統と思いを世代を超えて継いでいき、現在では800haの土地に800の栽培家が集う、トレンティーノを代表するカンティーナになっています。 
         
         1970年代からは世界に先んじて「ゾーニング・プロジェクト(適地適品種)」を実施。土壌・ミクロクリマを解析し、テロワールに相応しいクローンや品種へ継続して植え替えている。一部の畑では有機栽培の他、ヴィオデナミを試験的に導入しています。
          
         
         美しく、険しい山岳地帯が、上質な葡萄を育む 
         
         トレンティーノ・アルト・アディジェ州は、ドロミテ山脈のごつごつした岩肌断崖が迫る険しい地形を持ち、ラ・ヴィスの畑はアディジェ川を望む丘陵地、標高250〜800mの石灰岩土壌に広がる。 
         
         トレンティーノの気候は大陸性気候に近いが、北に聳えるドロミテ山脈がアルプスからの寒さを防ぎ、南に位置するガルダ湖から吹くオラという温暖な風や、アディジェ川からの水蒸気と反射光が温度を和らげ、健全な葡萄が育まれます。 
         
         ラ・ヴィスは様々な品種の個性を楽しむことを重んじたハプスブルグの時代に、この地に根差した土着品種を重視しつつも、土壌とミクロクリマにより適したクローンや品種への植え替えなど、テロワールを活かす為の葡萄栽培を積極的に行っております。 
         
         理想的な葡萄栽培の地と、それを取り巻く人々が作り出す最良の環境、それがラ・ヴィスのテロワールです。
           
         
          
          
         
          
         
          取り扱い中のラ・ヴィス社のワイン 
         
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         i-041 トレンティーノ・ノジオラ 
         
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         i-043 トレンティーノ・メルロ 
         
         ● i-044 トレンティーノ・ピノ・ネッロ 
         
         ● i-045 イ・バルダッツィーニ、ラグレイン 
         
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         i-046 リトラッティ
         トレンティーノ・ シャルドネ 
         
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         i-047 トレンティーノ・ロッソ・ディ・ソルニ 
         
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         i-048 マンドライア
         375ml  
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