Wine List 【 i-0938 】

ヴェロネッリでは'01年で最高のファランギーナの造り手
として紹介された「ファッロ」
エレガントに香る玄人好みの南イタリア・カンパーニャ


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カンティーネ・ファッロ
ファランギーナ 
カンピ・フレグレイ 白

Cantine Farro
2004 Falanghina
Campi Flegrei D.O.C 


産地 : イタリア、カンパーニャ州(15)、ナポリ県バーコリ地区フサロ
生産者 : カンティーネ・ファッロ
ブドウ品種 : ファランギーナ100%
格付け : カアンピ・フレグレイDOC
仕立て方法 : ダブル・ギュイヨ (手摘み収穫)
単位収穫量 : 12hl/ha
年間生産量 : 210,000本
醸造 : ステンレスタンクにて低温発酵。
アルコール度 : 12.5%

パイナップル、白桃、アプリコットや木蓮のような清々しく華やかなアロマ。口当たりはバランスよくソフトで広がりがあり、香りを更に引き出す。イキイキした酸とワインの奥に秘めるミネラル感のバランスが絶妙。
『アルマナッコ・デル・べーレベーネ』 3年連続オスカー受賞!('01-'03年ヴィンテージ)


カンティーネ・ファッロ

多くのワインは温度差のある山間部で造られてきましたが、カンピ・フレグレイD.O.C.がうまれる地区はティレニア海の海岸に近く、ブドウは潮風の影響を受けて育ちます。土壌は噴火によってうまれた火山礫、軽石、凝灰岩と微量元素によって構成され、ワインのアロマや味わいを独特な風味に仕上げるといわれています。また、内陸部のそれとは違いどこか潮やミネラルを感じ取れる繊細な味わいをもつエレガントなタイプに仕上がります。

カンピ・フレグレイ地区は、イタリア南部・ナポリの西に位置する活動的なカルデラであり、ローマ時代から地殻変動が起こっていました。中でも有名なものは1538年のヌオヴォ山の噴火などがあります。

カンピ・フレグレイ地方(火山灰と砂質)の土壌とブドウ・ワインの関係
フィロキセラは砂質の土壌になると移動することが出来ず、また火山性の地質は地面の温度が普通よりも高温で生存していくことが不可能でした。その結果、火山性土壌を持つカンピ・フレグレイ地域の堆積物はフィロキセラの被害からブドウの木を守ることができたのです。そしてカンパーニャ州で唯一フィロキセラ前のブドウが多く残る地域となしました。


ミケーレ・ファッロ

 現当主 ミケーレ・ファッロ氏が父親の運営するワイナリーに入ったのは、彼が20歳の時。幼い頃から祖父と父の姿を見て育った彼はワイン造りのノウハウを成長の過程で学びます。そして伝統と経験を生かし、フレグレイ地域のワインの価値を回復させ発展させたいという熱い情熱が彼を突き進めました。

 その最初のステップが、土壌のモニタリング・ブドウ品種の選別。また、古い文献をヒントにブドウ畑の整備を実施し、ブドウ品種がその土地本来の味わい、「個性」を表現できるよう試行錯誤を重ねてきました。『ワインが語る』 が口癖のファッロ氏、土着品種の個性を引き出すことを哲学に情熱を注いできたのです。
 月日は流れ、'01年ヴィンテージの「ファランギーナ」が “カンパーニャ州で最も優れたファランギーナ” として『ヴェロネッリ』で紹介されました。また、'01、'02、'03年ヴィンテージが連続して『アルマナッコ・デル・ベーレベーネ(*)』でオスカーを受賞するなど、そのパフォーマンスの高さは大きな評価を得ています。


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