【 Wine List S-1401 】

生産者=消費者。だから無農薬!
自然派の生産者が造るスペインのミュスカデ!
D.O. Getariako Txakolina

ビスケー湾の潮のミネラルがフィット


 

カセリオ・ベンゴエチェア
ベンゴエチェ エコロヒコ
DO ゲタリアコ チャコリーナ

Caserio Bengoetxea
2010 Bengotxe Ecologico
D.O Getariako Txakolina


産地 : スペイン、バスク州、オラベリア
格付け : ゲタリアコ・チャコリーナDO
生産者 : カセリオ・ベンゴエチェア社
設立 : 2007年
品種 : オンダリビ・スリ種、グロ・マンサン種(少量)
収穫 : 9月中旬〜10月中旬
醸造・熟成 : ステンレスタンク発酵、タンク熟成6か月。
アルコール度 : 12.5%
容量 : 750ml
生産量 : 約25,000本
タイプ : 白ワイン。辛口
オーガニック(化学的な農薬・除草剤は使用しない)

淡い透明感のある金色。ファーストノーズは、カボスやスダチなどの小粒の柑橘類・青リンゴ等のスッキリした酸と潮風に含まれる海からのミネラルを感じさせます。口に含むとフレッシュな酸が軽やかに踊り、わずかにイーストっぽさが口を締め、バランスを保持しており、後味にわずかにアロマテックな甘味を発見できます。
スペイン版ミュスカデを連想していただくのが一番イメージとしてわかりやすいかもしれません。
牡蠣、アサリやハマグリの酒蒸し。コハク酸やイノシン酸等の旨み酸を含んだ貝類の料理に。

 

ゲタリアコ・チャコリーナDOは、バスク州でもナヴァラの北の海(ビスケー湾)に面した小さなDOで、オンダリビ・ズリという品種からこの特徴的なワインが生まれます。
ほとんどの白ワインは、瓶詰め時にガスを注入して、微発泡のワインに仕立てるそうです。これはワインが薄く軽く仕上がってしまうワインを美味しく楽しんでいただくための手法なのです。
その中で、ワイン本来の美味しさを楽しんでいただきたいと思うベンゴチェア社では、畑が海から遠い内陸にあることの地の利を生かして、ガスの注入をしておりません。このスタイルのワインはこのDO地域では、唯一の生産者です。テロワールの限界に挑戦していると言ってよいでしょう。
また、今後はモストを酸化させる方法を少量試みるとのことですので、どのようなワインが生まれるか楽しみでもあります。 

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