Wine List 【 S-1406 】

注目の産地 ビエルソD.O.

〜 メンシア種による土地独特の味わい 〜


ボデガ・ラ・セラーナ、
ウッタリス クリアンサ 
ビエルソ・赤

Bodega la Serrana
2007 Utaris Crianza
Bierzo D.O


生産地 : スペイン、カスティーリャ・イ・レオン州(ビジャデカネス村)、ビエルソD.O.
生産者 : ボデガ・ラ・セラーナ社
品種 : メンシア 100%(樹齢100年以上の樹も多くある)
醸造 熟成 : 温度管理されたステンレス・タンクで15〜20日間発酵後、フレンチ・オークの小樽で12か月熟成
生産本数 : 約10,000本
アルコール度 : 13.0%
容量 : 750ml
ワインのタイプ : 赤ワイン。フルボディ
 オーガニック栽培

 

非常に濃いチェリーレッド。約5年経ても若く黒い色は張りがあり若々しい。熟した果実やプラム、フランボワーズ、シダやミントなど森の下生えの香り。ミネラル感があり、口当たりは滑らかだが、角の取れた良質な酸を感じ、タンニンが力強くスパイシーな印象もある。


ヴィンヤード


ホセ・マヌエル氏


辺境の地を感じさせる景観
 

ボデガ・ラ・セラーナは、大変小さな家族経営ワイナリーのひとつで、2000年からボトリングと販売を開始しました。しかし、それ以前にも先代たちがワインを量り売りしていました。樹齢100年を超えるものも含め、高樹齢のメンシアの畑を所有し、メンシアの他に土着品種である白ぶどう、ゴデージョも栽培しています。畑には除草剤等化学農薬を使わず、少量の硫酸銅や硫黄を使うにとどめ、認定は取得しておりませんが、オーガニック栽培を実践しています。醸造家のホセ・マヌエル氏のこだわりで、自分の小さな子供たちが安心して食べれるぶどう栽培に取り組んでいます。ワインを成長させ、もっと良いものを造るため、時間をかけて日々地道な努力を重ねているワイナリーです。
「ウッタリス」のワイン名は、この地域にあるローマ時代以前の砦の名前から付けられました。

ビエルソは行政的にはカスティーリャ・イ・レオン州に属していますが、景色や気候はガリシアに近く、緑豊かな山間部地域です。DOバルデオラスと接していて、造られるワインも共通点が多く、白品種のゴデーリョや黒品種のメンシアから造られる高級ワインの生産が活発化してきました。特に2000年以降、若手の醸造家がこの地域でメンシアを使用した高級ワインを競って生産するようになり、プリオラート、トロと並んで注目の新興地域として世界中の熱い視線を浴びるようになりました。
(スペイン大使館、商務部HPより転記)


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