[ Wine List S-2155 ]

日本初登場! 針のワイン
Vino de Aguja

タンク内二次発酵の弱発泡スパークリング

ヴィニコラ・デ・サラルは1907年にサラル農業労働組合として設立した共同組合ワイナリーで、1959年にヴィニコラ・デ・サラルに名称変更を行い、現在にいたります。
1980年よりカヴァ、スティルワインのボトリングを開始、その後、天然の二次発酵によるヴィノ・デ・アグハの生産者のひとつとして知られるようになりました。

 

 

 

 

 

 


 

 

ヴィニコラ・デ・サラル
ポルテル ブラン ダグーリャ
DO コンカ・デ・バルベラ

Vinicola de Sarral
Portell Blanc d'Agulla
D.O Conca de Barbera


産地 : スペイン、カタルーニャ地方、サラル
格付け : コンカ・デ・バルベラ地区DO
生産者 : ヴィニコラ・デ・サラル生産者組合(設立1902年)
畑面積 : 1,450ha
気候 : 地中海性気候、大陸性気候の両方の影響を受け、春秋は温暖だが、夏は乾燥した激しい暑さにとなる。
品種 : マカベオ70%、パレリャーダ30%
収穫 : 9月中旬〜10月中旬(手摘み60%、機械摘み40%)
発酵 : タンク二次発酵
アルコール度 : 12.0%
生産量 : 本
タイプ : 弱発泡スパークリング。やや辛口
希望小売価格 : ¥1,890.
入荷 : 2010年6月日本初登場

タンク内で二次発酵させて造るスパークリングですので、ガス圧はそれほど高くありません。口の中でプチプチと軽く刺すような感触があることから「ヴィノ・デ・アグハ(針のワイン)」と呼ばれています。

 

淡黄色で、キラキラしたメタリック調の麦藁色。泡はとても繊細で白系果実、白い花のアロマを際立たせており、奥には酵母の香りも感じさせる。冷涼な口当たりで、繊細な泡が喉越しに軽快な心地よさを与えている。

 

 

 

コンカ・デ・バルベラは、カタルーニャ地方のタラゴナ県北部にある地域で、標高は350〜600mほどです。
気候は地中海性気候から大陸性気候の境にあり、海に近いタラゴナ地域は温暖で、レリダ地域は冬の寒さ、夏の暑さともに厳しいです。標高は低く、海からの湿った暖かい風の影響を受ける一方、冬には氷点下になることもあります。冬は寒く、夏はそれほど暑すぎず、昼夜の温度差が大きいのが特徴。
年間平均降水量は450〜550mmで、雨の多い順に秋、春、夏、冬となっています。平均気温は13〜14℃で、夏は35℃くらいまであがり、冬は氷点下まで下がります。年間日照時間は2,500時間ほど。
土壌は主に石灰質で、有機物は乏しく、また、粘土質で赤土、もしくはやや褐色の土壌。地下には河岸段丘の層があります。
コンカ・デ・バルベラでは、フレッシュで軽く、アロマティックなワインができます。

 

サラル社の“ダグーリャ”

  S-2155 サラル、ポルテル ブラン ダグーリャ 白

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ビノ・デ・アグハについて、ポルテル・ブラン・ダグージャ Portell Blanc d'Agullaのつくり手のビニコラ・デ・サラルのモニカ・ペレジョ女史にビノ・デ・アグハについて聞いてみました。
(以下インポーターのリリース・シートより転記)

●ビノ・デ・アグハとは?
ビノ・デ・アグハは、温度20℃でのアルコール度数が9度以上で、ガス圧は1バール以上2.5バール以下の微発泡ワインをビノ・デ・アグハといいます。

●何で、カバではなく、ビノ・デ・アグハというワインが生まれたのですか?
発泡ワインというとカバを思い起こされる方も多いですが、ビノ・デ・アグハとカバはその醸造方法が全く異なります。カバの製法である伝統的醸造法は昔ながらの醸造法で二次発酵を瓶の中で行います。一方、ビノ・デ・アグハは発酵を温度、圧力をコントールしたステンレス製の大型タンク内で行うため、大量生産が可能です。

●ビノ・デ・アグハはどのようにつくるのですか?
弊社のビノ・デ・アグハは微発泡ワインですが、この炭酸ガスはすべて二次発酵による天然のものです。ですから、ガスの注入は一切行っておりません。二次発酵については密閉タンクにて行っており、温度、圧力をコントロールし、エレガントで生き生きとした繊細な泡の微発泡ワインができます。
ビノ・デ・アグハは、厳選されたワインから作られています。弊社のポルテル・ブラン・ダグージャには、マカベオ(ビウラ)とパレジャーダからつくられたワインを使用しています。
また、弊社は微発泡ワイン醸造において、最新技術を取り入れた微発泡ワインの醸造を行っているワイナリーのひとつであり、上質なワインをご提供できると自負しております。

●ぶどう品種マカベオ、パレジャーダの特徴、役割を教えてください。
弊社のポルテル・ブラン・ディ・アグージャには、土着品種であるマカベオ(ビウラ)とパレジャーダを使用しており、これらのぶどう品種はこのワインをつくるのにとても適しています。
マカベオ(ビウラ)は白ぶどう品種で、果粒の大きさが中くらいのとても甘みのあるぶどうです。私どものぶどう畑のある標高では、香りが大変強いぶどうができ、このワインに豊かな香りをもたらしてくれます。
一方、パレジャーダも白ぶどう品種で、こちらは果粒が大きく、そのモスト(果汁)は酸のバランスがよく、ワインに粘度をもたらしてくれます。
これらふたつのぶどう品種をブレンドすることで、丸みのある、ストラクチャーのしっかりとしたワインができるのです。これら二種のぶどう果汁と私たちの誇るすばらしい醸造技術によって、ストラクチャーのしっかりとした、繊細で持続力のある、エレガントな泡をもったビノ・デ・アグハが生まれるのです。

●スペインでは、一般的にどのようなシーンでこれらのワインを飲むのですか?
ビノ・デ・アグハは、スペイン国内では特に春から夏にかけて飲まれております。口当たりはフレッシュで、軽い泡が心地よく、またアルコール度数も低いので、魚介料理や前菜、パスタなど、軽いお料理とよく合います。
このタイプのワインは甘みもあり、飲みやすいワインなので、普段ワインを飲みなれない方々にも、おススメできるワインです。

●最後に、Portellの名前の意味を教えてください。
"Portell(ポルテル)"は今現在ビニコラ・デ・サラルの醸造施設のある場所にかつてあったぶどう畑の名前で、その名をブランド名に採用しました。カタルーニャ語で「扉、入り口」を意味しますが、古い表現なので最はあまり使いません。

 


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