ヴィンサント&ビスコッティ普及委員会?


TANAKA-YAワイン会(2001/05/20)に参加いただきました
オカモト姉妹(シスターズ)さんの手作りのビスコッティが
甘いヴィンサントにマッチしてたいへんおいしかったので、レシピを教わりました。

 

おいしいビスコッティの作り方 (カントゥッチともいいます。)

 

<材料>

薄力粉 400g
グラニュー糖 250g
アーモンド 150g
全卵 2個
卵黄 3個分
塩 ひとつまみ
ベーキングパウダー 16g
バニラエッセンス
オレンジの皮を削ったもの1個分
卵黄1個分+牛乳大さじ1
(つや出し用)

<作り方>

  1. 天板にアーモンドを並べオーブンで焦げない程度に軽くあぶってさましておく。
  2. ボールの中で全卵と卵黄をよくとき、グラニュー糖を加えて、泡だて器でよくまぜる。さらに、塩・ふるった薄力粉・ふるったベーキングパウダー・バニラエッセンス・オレンジの皮を削ったものと、1.のアーモンドも加えて、木べらで全体を良く混ぜる。
  3. 天板にオーブンシートを敷き、軽く薄力粉(分量外)をふるっておく。その上に2.をかまぼこ型に整え、焼いている間に生地が膨らんでくっつかないように間隔をおいて並べる。
  4. 200℃のオーブンに入れ、約15分焼く。
  5. 牛乳で薄めた卵黄を刷毛で表面に塗り、うっすら焦げ色がつくまで数分焼く。
  6. 一度オーブンから取り出し、端からきる。(幅1〜1.5センチくらい。)
  7. 天板に切り口を上にして並べ、さらにオーブンで焼く10分焼く。

<シスターズのコメント>
この文章でわかります?
たぶん、3.のかまぼこ型に整えるというのがわかりにくいかな?
フランスパン(バゲット)をちょっと押しつぶしたようなかんじ(棒状?)にするのです。このときに大きくしすぎると、巨大なビスコッティになってしまう。(経験済み)
この型を一度焼くと、やわらかめなのが焼きあがるのです。
で、それをななめにカットすると、あの形(下の写真参照)になるわけです。
さらに、もう一度焼くと、あのカリカリ感がでるのです。
材料のベーキングパウダー16gってのは、まさにイタリアサイズ。本当は、バニラの香りのベーキングパウダーというのがあるのです。それが、小袋に入っているのが売っているのですが、16g入りってわけです。
イタリアでは、スーパーなんかにあります。

こんな説明で、どなたか、作ることができるのでしょうか?
HPにUPするには、説明がたりない?
このレシピ、かなりの量が焼けます!半分量で作っても結構できますから、テキトーに調整してください。

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ビスコッティって、意味わかります?
ビスって、「再び」だか「2」だったか、そんな意味です。コッティの部分は、「焼く」。(パンナ・コッタのコッタと同じだよ。)二度焼きっていう意味なわけで、まったく、そのままじゃーん、という名前です。

  

@フィレンツェのショーウィンドーで(撮影オカモト・シスターズ)
写真の右の大きい瓶の方は、アンティノリのヴィンサントです。

ちなみにワイン会ではパネレッタG・グラティのヴィンサントでした。