日時

 

 2001年5月20日(日)
4:00 pm 〜 8:30pm

場所

大田区新井宿会館
東京都大田区4−31−14
電話 03−3778−5391

会費

 

 お一人2、500円

終了しました。

アオヤギさん、ワタナベさん、マエダさん、ヤマカワさん
テラシマさん、サイさん、オカベさん、オカモト・シスターズ
モリさんご夫妻、ビルさん、カサイさんご夫妻、ウスダさん&オーハシ
の計16名が飲みました。

当日の写真
全員集合(約70k )
チーズ小僧?(70K)

  
キリエラ、モスカートとロッソがウェルカムワインでスタート

ルンガロッティ、ビアンコ・ディ・トルジャーノ 白
コンタディ・カスタルディ、マンパカーネ1997 白
モンティヴェルティーネ、M(エンメ)1995 白

白は3種類だけ。ルンガロッティはさらりと喉を潤し、5月の風のよう。マンカパーネとエンメですが、どちらも立派。産地の違いもからむのでしょうが、スタイルの違いに驚きです。特にエンメは「反逆者」モンテヴェルティーネの面目躍如。濃い黄金色で100%糖を食い切ったドライ。一口、二口・・・と重ねる度にいろいろな表情を見せ、飲み手を飽きさせることはナイ。マンカパーネと好みが分かれるでしょうが、私はコレ。

 

ルビッチーニ、キャンティ・コッリ・セネージ1999 赤
ルフィーノ、1996 キャンティ・クラシコ・アッツィアーノ 赤
テヌーテ・マルケージ・アンティノリ、キャンティ・C・R 1996 赤

一気に3種類のキャンティを飲んでみて、あとで1本ブラインド
で出しました。ルビッチーニは若々しく色の濃いのに対し、ルフ
ィーノは熟成色も感じられ、安定したモノ。アンティノリはクラシコ
・リゼルバの貫録で、ルフィーノと同じ1996ながら、まだまだ熟成
は先。キャンティDOCGの評価を高めてくれることでしょう。

 

 

ディ・レナルド、1998 ロンコ・ノーレ 赤
ヴェテッチオ、1997 モニーレ IGT 赤
カステッリ・マルティノッツイ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ1994 赤
アンジェロ・ガイヤ、バローロ1994スペルス 赤

スペルスはイイのは当たり前ですが、残念ながら飲むのが早すぎた。まるで出来立てのようです。そんな中ガイヤの足をすくったように花開いていたのがモンタルチーノ。官能的な色合いをみせています。これは逆説的にスペルスの驚異的な潜在能力を思わせます。
モニーレはカベルネ80%で納得の色彩ですが、2005年くらいまでは待ちたい。逆にロンコ・ノーレの樽を適度に前面に出した造りは、参加いただいた方には概ね好評のようで、実際,当店価格\1,370. を考えるとコストパフォーマンスは大きい。

 

テヌーテ・マルケージ・アンティノリ、キャンティ・C・R 1996 赤

ここで、先ほどのキャンティをブラインドで試していただきました。
みなさん、ほとんどが正解。それほどはっきりしたちがいが
あったのか? りっぱなベロ感に脱帽!
ちょっと楽しい余興でしたが、キャンティには余興以外で
メインを張って欲しいですネ。

 

 

パネレッタ、キャンティ・クラシコ1995 ヴィンサント
グラート・グラティ、ヴィン・サント トスカーノ Vin-Santo

デザートにヴィンサント2種類。オカモト・シスターズがこの為に
ビスコッティを焼いて持参してくれました。
お二人のイタリア体験から、ビスコッティをヴィンサントに
浸して食べることを教わり、
1マイ2マイ3マイ・・・と全部で28マイ。
コレ、何かって?参加者の両目から剥がれ落ちた
ウロコの数です。
ヴィンサント&ビスコッティの伝道者に感謝!

ビスコッティの作り方を教わりました
試してみませんか?
carlo をクリックしてごらんください
ヴィンサント&ビスコッティ普及委員会?のオフィスです

やっぱり、甘いのはオイシイ!
残念なのは、このおいしい時間、場所を
造り得ない私たちは悲しい。
スローフードを見つめなおさなければいけない時期です。

 

ちょっと欲張って数が多すぎました。
一つをゆっくり楽しむ余裕がなかったとおもいます
スロー・・・精神に反したと反省しております。

 wine@netlaputa.ne.jp