Wine List 【 F-8280 】
1963年,22歳でムエックス社に入社以来,ムエックス・グループの最高醸造責任者として44年間シャトー・ペトリュスの醸造に携わってきた世界最高の醸造家、 ジャン=クロード・ベルエ/Jean-Claude Berrouet。 2007年秋、ベルエは惜しまれつつもペトリュス醸造長を退任したが、その後はシャトー・ペトリュスの第二代醸造長に就任した息子たちとともに家族が所有するシャトーのワイン造りに専念することを発表しました。
そのベルエが,今,最も心を寄せるのが,ラランド・ド・ポムロールに所有するシャトーから造るメルロー100%のワイン【シャトー・サミオン】と、生まれ故郷のバスク地方で造る【イルレギー、“エリ・ミナ”】。
インポーターコメント: 深いガーネット色の輝くローブ。ヒヤシンスやチェリー,木イチゴなどを思わせる複雑でとても個性的な香り。絹のように豊満で,心地良いタンニンに支えられた力強い味わい。そして,とても良く調和の取れたフィニッシュがある。この素晴らしいワインは3-5年は寝かせた方が良いでしょう。 企業秘密であるため公表されていないが,熟成にはペトリュスの醸造に用いられたバリックが使用されていると想像される。これぞペトリュス醸造長の造るプライヴェート・ペトリュスと呼べる究極のメルロー・ワイン!
<2008年物の総評> 『ワイン・アドヴォケイト182号/2009年4月30日号』より 多くの偉大なワインの中心がポムロールになることは確かであろう。ポムロールの2008年物が,2005や2001年物を覆い隠し,上回る可能性があるとまで私は言いたい。2008年はポムロールにとって衝撃的なヴィンテージでそれは,ラランド・ド・ポムロールの衛星地区で作られた最上のワインにまで及んでいる。驚くべき多様性とスタイルの幅,そして広大な面積を誇るサンテミリオンはほぼすべてを持ち合わせている。この非常に強いヴィンテージは2005年を少し下回るが,2000年を除いた過去10年間のどのヴィンテージよりも優れている。驚くこともないが,ポムロールもサンテミリオンも収量は恐ろしく低い。
ベルエ・ファミリー/Famille Berrouet
ジャン=クロード・ベルエにはオリヴィエとジャン=フランソワの2人の息子がいる。兄のオリヴィエはオーストラリアやナパで研鑚を積み,ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社での醸造経験もある。現在は,父の跡を継ぎ,シャトー・ペトリュスで醸造長を務めている。オリヴィエ・ベルエの就任と同時に,ムエックス社はシャトー・ペトリュスの運営を,ムエックス社が所有するペトリュス以外のシャトーと分離して,ペトリュス専属のチームを結成。オリヴィエ・ベルエがそのチームを率い,シャトー・ペトリュスの支配人兼醸造長として運営している。父のジャン=クロード・ベルエは一線を退いたものの,今も外部コンサルタントとしてペトリュスの運営に携わっている。弟のジャン=フランソワは,父ジャン=クロードのサポートの下,シャトー・サミオンとイルレギーの“エリ・ミナ”で醸造長を務めている。
● F-8280 シャトー・サミオン、ラランド・ド・ポムロール赤
● F-8284 ドメーヌ・エリ・ミナ、イルレギー 白
● F-8285 ドメーヌ・エリ・ミナ、イルレギー 赤
参考 : シャトー・ペトリュス
ロマネ・コンティと双璧をなす世界一神秘的なワイン《シャトー・ペトリュス》は,パーカー・ポイント100点満点を最も多く獲得しているボルドー・ワインでもある。ラフィット(4回),ムートン(4回),ラトゥール(3回),マルゴー(3回),オーゾンヌ(3回),オー・ブリオン(3回),イケム(3回)など,全ボルドー・ワインを超越し,史上最多(7度)の100点満点を獲得している。