点在する畑は各畑のクリマや土壌に適した品種を植樹しております。ヴァレ・ダオスタはもともと降水量が少なく、更にオッテンの所有する畑は風の通り道となり乾燥した風が畑を衛生に保ちます。その為科学肥料の必要性がほとんどない為、自然な葡萄栽培が可能となり限りなく体に優しい有機農法を心がけています。
またアオスタでは場所によっては葡萄の完熟を得る事が難しく未熟な葡萄のワインもしばし見受けられますがオッテンの畑は全て日当たりに恵まれており、十分な日照が確保できます。また標高600m以上の環境から、昼夜の寒暖差が激しく葡萄はゆっくりと成熟を迎え、美しい酸と薫り高い葡萄が産まれます。
厳格な畑仕事による「葡萄の質に定評」のあったオッテン。冬の丁寧な剪定作業や芽かき、新梢調整やグリーンハーベストを行い収獲の前には糖度と酸のバランスを考慮して房の先を切断するなど畑の中で満足のいく味わいが造れるように、徹底した栽培を行っております。