WineList 【 i-2195 】

初取扱い! ヴァッレ・ダオスタの新進ワイナリー
Elio Ottin
個性豊かな白ワイン
Petite Arvine

 

 

スイス国境地帯にはモンテローザとマッターホルン。フランス国境にはモンブランという名峰があり、州の東西に流れるトラバルテア川沿いにアオスタ渓谷が横断するイタリアで一番小さな州ヴァレ・ダオスタ州。

ヴァレ・ダオスタ産ワインの生産量は全イタリア・ワイン生産量の約1%と極めて僅少で、そのほとんどが地元で消費されてしまう為、勿論、海外への輸出量も極めて少ない生産地で日本で楽しめるヴァレ・ダオスタ産ワインのブランド数も限られております。

ヴァレ・ダオスタ州の州都「アオスタ」の東側の村落Saint-Christophe(サン=クリストフ)とQuart(クアール)に点在する畑を所有する家族経営の小さな新進ワイナリーがエリオ・オッテンです。
かつては共同組合に葡萄を供給する農家でしたがオーナーのエリオ氏は2007年に収獲された葡萄を自らのブランドで瓶詰し始めます。
まだスタートしたばかりにも関わらず、瓶詰されたワインの質の高さは瞬く間に評判となり、今ではイタリア全土のワイン・ラバーから注目される存在となりました。

オッテンはまだ瓶詰を始めて間もない生産者ですが
ミラノでのソムリエを集めた試飲会で
『凄いヴァレ・ダオスタのワインがある!』
『突如現れたヴァレ・ダオスタの新星!』
とたちまちソムリエの間で話題になりました。
特に『品質の面と価格のバランス面ではピカイチ』だと評判の生産者です。

イタリアワイン・ガイド「エスプレッソ」より
最高得点獲得

信頼のイタリアワイン・ガイド「エスプレッソ誌」の最新2010年版にオッテンが掲載。赤・白2種類のワインが掲載され、共に高評価を獲得しました。
特にTORRETTE SUPERIEUR(トレッテ・シューペリュール)はトレッテとしては最高得点を獲得しております。更に掲載文章には マークも付いております。マークはエスプレッソ誌が2009年度版に採用したマークで特にポジティブな要素のあるワインにつくマークです。

<掲載抜粋>
この小さなワイナリーのプティ・アルヴィーヌと新しいトレッテの香りは個性的で心地よくダイナミックなワインだ。


エリオ・オッテン、プティット・アルヴィーヌ
ヴァッレ・ダオスタ・白

Elio Ottin. 2008 Petite Arvine
Vallee D'Aoste DOC


産地  : イタリア、ヴァッレ・ダオスタ州(1)
生産者
 : エリオ・オッティン
ブドウ品種 : プティット・アルヴィーヌ100%
(1989年と1996年に植樹した葡萄の畑より収獲) 
醸造 : 風味をよりよくするために軽く醗酵前の低温浸漬。除硬後に軽くプレスを行い発酵は約15〜25日間。MLFは行いません。ステンレスタンクで5〜6ヶ月間も軽めのスキンコンタクトを継続します。その間、バトナージュは15〜20日間毎に行う。
アルコール度 :
年生産量 : 約10,000本
容量 : 750ml
タイプ : 白ワイン。辛口。
有機栽培
評価 - エスプレッソ2010より
  Petite Arvine 2008…4ボトル 16.5/20点
黄金色でグレープフルーツやセージ、ミント遅摘みのニュアンスのあるオリジナルな香が感じられ完成度の高い味わいがフレッシュな酸味によって更に生き生きしたリズムが与えられる。余韻は長く個性的。

 


ヴァッレ・ダオスタ州

インポーターのテースティング・コメント
柑橘類の果皮を思わせるほろ苦さとフレッシュさを備えたアロマに葡萄の果皮からの抽出からであろうグァバ、パッションフルーツなどを思わせるトロピカルフルーツ系の甘い香りが複雑さを与え個性的です。きりっとした品の良い酸に加え、岩清水のような硬質なミネラル感。しかしふくよかな果実味との調和から「硬さ」だけが目立たず非常にバランスの良い仕上がりとなっております。

 

 

 

エチケットの中央に描かれた人物像は樽でワインを売って歩いた人をモチーフにしたアオスタの伝統的な人形をデザインしておいります。
ヴァレ・ダオスタでは『
家を造る前に葡萄を育てよ』ということわざがあるほど、古くから葡萄栽培が行われており新進ワインリーながらヴァレ・ダオスタの伝統を重んじる生産者の意思がデザインとなっております。

点在する畑は各畑のクリマや土壌に適した品種を植樹しております。ヴァレ・ダオスタはもともと降水量が少なく、更にオッテンの所有する畑は風の通り道となり乾燥した風が畑を衛生に保ちます。その為科学肥料の必要性がほとんどない為、自然な葡萄栽培が可能となり限りなく体に優しい有機農法を心がけています。
またアオスタでは場所によっては葡萄の完熟を得る事が難しく未熟な葡萄のワインもしばし見受けられますがオッテンの畑は全て日当たりに恵まれており、十分な日照が確保できます。また標高600m以上の環境から、昼夜の寒暖差が激しく葡萄はゆっくりと成熟を迎え、美しい酸と薫り高い葡萄が産まれます。

厳格な畑仕事による「葡萄の質に定評」のあったオッテン。冬の丁寧な剪定作業や芽かき、新梢調整やグリーンハーベストを行い収獲の前には糖度と酸のバランスを考慮して房の先を切断するなど畑の中で満足のいく味わいが造れるように、徹底した栽培を行っております。

エリオ・オッテンのワイン

  i-2195 オッテン、プティット・アルヴィーヌ

  i-2196 オッテン、ピノ・ノワール

  i-2197 オッテン、フメン

  i-2198 オッテン、トレッテ シューペリユール  


http://www.ottinvini.it/

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