WineList 【 i-2757 】

ファットリア・マンチーニ家が先祖代々受け継いだ
ナポレオンの ピノ・ネロ

ファットリア・マンチーニ社の農園は、ペーザロ北部の海岸沿いに広がるモンテ・サン・バルトロ自然公園の中にあります。ブドウの栽培は、マンチーニ家が19世紀中頃から所有していた34ヘクタールの畑で行われ、主力品種ピノ・ネーロは、ナポレオン統治時代にこの地に移植した原種を5世代にわたって大切に守り育ててきたものです。
このブドウを原料とするワインは、2000年に「コッリ・ペサレージ・フォカーラ・ピノ・ネロ」DOCとして認定され、現在、ファットリア・マンチーニ社はこの呼称を持つワインの唯一の生産者となっています。
ピノ・ネーロの伝統的な赤ワイン醸造に加えて、同ブドウの白ワイン醸造による特殊なワイン作りにも取り組み、バリック樽で発酵・熟成させています。

その他、サンジョヴェーゼ、アルバネッラ、アンチェッロッタといった伝統的品種も栽培しており、なかでもペーザロ地方固有の白ブドウ土着種アルバネッラは、「コッリ・ペサレージ・ロンカリア」DOCの主流品種となっています。一方、アンチェッロッタはこれまでほとんど活用されなかったイタリアの土着品種です。


 


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ファットリア・マンチーニ
インペロ ピノ・ネロ リゼルバ

Fattoria Mancini
2001 Impero Pinot-Nero Riserva


産地 : イタリア、マルケ州、フォカーラ村、フォンテヴォカル畑
格付け : コッリ・ペサレージ・フォカーラD.O.C
生産者 : ファットリア・マンチーニ社
ブドウ品種 : ピノ・ネロ 100% 
収穫 : 8月中旬。18Kgのバスケットで収穫のまま9℃の低温でセラーに移送。
単位収穫量 : 5,000Kg/ha
発酵・熟成 : 主発酵は26℃に温度管理されたステンレスタンクで15〜20日間ポンピング・オーバー&パンチ・ダウンを付しながらおこないます。
228Lのフレンチ・バリック(新樽と一年樽)に移しマロラクティック発酵させ9ヵ月熟成。ノンフィルター・ボトリングしさらに瓶熟成17ヵ月を経て、2003年11月にリリース。
年間生産本数 : 6,000本
アルコール度 : 13.5%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。 フルボディ。

ややオレンジを含む落ち着いた赤だが、ブルゴーニュと比べると濃い。ラズベリー、ブラックベリーなどの小さい赤い果実の甘い香りとチョコレートのような香りも多少感じられる。

  

 

ファットリア・マンチーニのワイン

  i-2751 マンチーニ、ロンカリア ビアンコ

  i-2752 マンチーニ、サンジョヴェーゼ

  i-2755 マンチーニ、インペロ ブラン・ド・ピノノワール

  i-2757 マンチーニ、インペロ ピノネロ リゼルヴァ


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