デイリー・レンジながら評価が高い
シチリア島・プラネタの白

産地 ： イタリア、シチリア州
生産者 ： プラネタ社
ブドウ品種 ： グレカニコ６０％、シャルドネ２０％、ソーヴィニォンブラン１０％、ヴィオニエ５％、フラーノ５％
アルコール度： １３％
年生産量 ： 約５２万本
ブドウはメンフィ（ディスペンサ畑）とサンブーカ・ディ・シチリア（ウルモ畑）で生産される。

　

輝くようなやや淡い金色。シトラス、若葉などのクリーンな香りと共に、熟したメロンやプラムの香りも。口に含むとシチリアらしいドライさがあり、これをヴィオニエがやんわりとマスキングしてるのが良くわかります。全体的にはセミドライ。
プラネタのディリーレンジの白ワインだが、値段の割りにパーカー・ポイントが高いのがコレ。2001ヴィンテージが９０ポイントをゲットしているのを始め、どのヴィンテージも８０点後半の評価です。
フラッグ・シップのヴァラエタル・シリーズのシャルドネとはまた違った意味で味わいの完成度は高いワイン。
◆2004年のイタリア、ソムリエ協会のチョイスで、セグレタ・ビアンコ2003 がトップ３になったとのこと！（2004/06/10 セミナーでフランチェスカさん談）

シチリアでは「ブドウ栽培に失敗した人間は尊敬に値しない」と言われる。それだけ 誰もがブドウ栽培を容易に行える土地なのだが、これまで量産はしてもその質について研鑽を積もうという人間は少なかった。そうした「伝統」に抗うように土壌を調査し、新しいブドウ樹を植え付け、良質のワイン造りに挑んだのがプラネタである。プラネタが思い切った改革を進めたのは、同家の末裔にあたるフランチェスカの功績に 負うところが大きい。改革後、瞬く間にワールドワイドな存在となったプラネタ。栄えある賞に輝いた「サンタ・チェチリア」は複雑に絡み合う香り、力強く豊かな味わいを宿し、長い余韻も残す。彼女の印象にも重なる、心地よく酔わせるワインである。

●i-2221 ラ・セグレタ・ロッソ

●i-2222 シャルドネ

●i-2223 メルロ

●i-2224 サンタ・チェチリア

●　i-2225 ブルデーゼ

●　i-2226 シラー