“ラリティ”と命名されたレンジ。
最初にリリースされたのが1979年のシャルドネ。
以後、毎年ごく少量生産されてきましたが、つい最近までカンティーナのリストにも掲載されなかった。
そんなわけで、“Ralities”と呼ばれ、カンテーナでも別格の存在
「隠し酒」ともいえるシリーズです。
ラリティ=ありえない　と位置づけられたシリーズはシャルドネとこのピノ・ビアンコの２アイテム。毎年ほぼ交互にリリースされるようになったが、テルランではピノ・ビアンコがテロワールに最も適していると自信を見せる。
世界最高峰のピノ・ビアンコと言っても良い存在です。

産地 ： イタリア、トレンティーノ・アルト・アディージェ州DO
生産者 ： カンティーナ・テルラン社
ブドウ品種 ： ピノ・ビアンコ１００％、
単位収獲量　：　４２hl／ha　
醸造・熟成　：　フランス産の大樽で醸造、マロラクティック発酵50%を行い、そのままイーストと共に（シュール・リ）で１２ヶ月熟成。その後濾過せずにステンレスタンクに移し、１０年間熟成を重ね瓶詰めされます。
ファースト・ヴィンテージ：　1979年
アルコール度 ： １３．５％
残糖　：　１．６g／Ｌ
総酸度　：　６．１
生産量　：　３，３００本
容量　：　７５０ｍｌ
タイプ　：　白ワイン。辛口
標準小売価格　：　\21,600.

　

色も堪能していただきたいし、ワインを長い眠りから目覚めさせてあげたいので是非デカンダー瓶に移し代えていただきたい。

イエロー・ダイヤモンドのように透明感にあふれ鋭利な輝き。穏やかで、しっとりした香りだが、疲労感など微塵も感じさせない洋梨などのフレッシュな果実の香り。味わいは強くピュアにして深遠。

ステンレスタンクで１０年間の熟成という、ほとんど聞いたことのない、途方もないスタイルに驚かされます。

Prizes Falstaff 2018: 96 points Robert Parker's Wine Advocate 2018: 96+ points Guida essenziale ai Vini d’italia 2019: 98 points Slow Wine 2019: Grande Vino Gambero Rosso - Vini d'Italia 2019: 2 glasses Bibenda 2019: 5 grapes I Vini di Veronelli 2019: 93 points James Suckling 2018: 96 points

　

オールドヴィンテージ
テルランのセラーには、1955年から現在までのヴィンテージが全て完璧な状態でコレクションされている。

1955年から1993年まで醸造家を務めたセバスチャン・ストッカーは、 テルランのワインが?期熟成に耐えうるというセオリーを検証する為に、毎年500本以上を貯蔵していった。

50年以上の時を超えたヴィンテージの白ワインは、実際に息を飲むような新鮮さ、 まるで影のように硬質なミネラルを奇跡のように保っており、常に我々を驚かせてくれる。

毎年60本だけ日本に入荷するラリティ・シリーズは、セバスチャン・ストッカー・メソッドとして今もテルランに受け継がれる。

優れたヴィンテージの葡萄をオーク樽で12ヶ月間熟成、ステンレスタンク内でシュール・リーで

120ヶ月から360ヶ月という長い年月をかけて熟成した後にリリースされる超レイトボトルド。

取り扱いの Terlan のワイン
●i-070 テルラナー・クラシッコ DOC
●i-078　ゲヴェルツトラミネール　クラシコ
●i-088　ピノ・ビアンコ クラシコ
●i-101　ピノ・グリージョ　クラシコ
●i-147　ソーヴィニォン “アスパラガス”
●i-071 ラグレイン、グリース・リゼルヴァDOC
●i-144 　クルース　シャルドネ
●i-100　ヴォルベルグ　リゼルヴァ DOC
●i-069 ラグレイン・ポルフィヨ　DOC
●i-068 ソーヴィニォン、クォルツ DOC
●i-075 ゲヴェルツトラミネール、ルナーレ DOC
●i-076 テルラナー・クラシコ　ノヴァ・ドムス DOC
●i-077　ラリティ　シャルドネ 　DOC
●i-083　ラリティ　ピノ・ビアンコ　2005
●i-079　プリモ　スペシャル・キュヴェ　2011